関連文書の紹介
(2006年5月23日更新)

CBRに関する書籍等に関してはCBRを勉強しませんかを参照のこと

障害と開発に関連する書籍

南アジアの障害当事者と障害者政策−障害と開発の視点から

途上国障害者の貧困削減  かれらはどう生計を営んでいるのか

障害と開発−途上国の障害当事者と社会

障害と文化―非欧米世界からの障害観の問いなおし

人間の安全保障を踏まえた障害分野の取り組み―国際協力の現状と課題―

リハビリテーション国際協力入門

PCM 手法の理論と活用


「学び・未来・NGO」ーNGOに携わるとは何か

アジア太平洋に関係する書籍

アジアの障害者教育法制ーインクルーシブ教育実現の課題

ベトとドクと日本の絆

アジアの障害者雇用法制―差別禁止と雇用促進

車いすがアジアの街を行く―アジア太平洋障害者センター(APCD)の挑戦

DISABILITY AT A GLANCE: Profile of 28 Countries in Asia and the Pacific

FOCUS ON ABILITY, CELEBRATE DIVERSITY: Highlights of the Asian and Pacific Decade of Disabled Persons, 1993-2002

国際的障害者運動の誕生:障害者インターナショナル


アジア・アフリカの障害者とエンパワメント

アジアの障害者と国際NGO ー 障害者インターナショナルと国連アジア大平洋障害者の10年


Asian and Pacific Decade of Disabled Persons: mid-point 〜 regional perspectives on multisectoral collaboration and national coordination

Asian and Pacific Decade of Disabled Persons: Mid-point 〜 Country Perspective.

分野別情報

Proceeding of the ILO/Japan Technical Consultation onTraining and Employment of People with Disabilities in Asia and the Pacific

Moving Forward: Toward Decent Work for People with Disabiities


Helping Children Who Are Deaf


Life after Injury: A Rehabilitation Manual for the Injured and Their Helpers


Promotion of Non-handicapping Environments for Disabled Persons: Pilot Projects in Three Cities


国別情報

現代中国の社会と福祉

マレーシアにおける障害者 − 市民権とソーシャル・ワーク

あさやけのクメール

その他の関連図書

越境するケア労働 日本・アジア・アフリカ


アジアの障害者教育法制ーインクルーシブ教育実現の課題
小林昌之 編
3,132 円(税込)
アジ研選書 38
2015年02月05日発行


ベトとドクと日本の絆
藤本文朗・桂良太郎・小西由紀 編著
1500円(本体価格)
新日本出版社
2010年11月30日発行


アジアの障害者雇用法制―差別禁止と雇用促進
小林 昌之 編
2,730円(本体価格 2,600円)
2012年12月25日発行

序 章 障害者雇用法制の発展と課題 / 小林昌之 
第1章 韓国の障害者雇用制度 / 崔 栄繁
第2章 中国の障害者雇用法制 / 小林昌之
第3章 ベトナムの障害者雇用法制 / 斉藤善久
第4章 タイにおける障害者雇用の現状と促進策 / 西澤希久男
第5章 インドにおける障害者の雇用と法制度?判例と新法制定から? / 浅野宜之
第6章 フィリピンにおける障害者雇用法制 / 森 壮也 
第7章 マレーシアの障害者雇用と国際人権法 / 川島 聡




南アジアの障害当事者と障害者政策−障害と開発の視点から(アジ研選書27
2011年
第1章 南アジアにおける「障害と開発」  森 壮也
第2章 インドの障害当事者運動−ふたつのろう者の運動の対比から    森 壮也
第3章 インドの障害児教育の可能性−「インクルーシブ教育」に向けた現状と課題 辻田 祐子
第4章 新しい時代を迎えたネパールの障害者・障害者団体と障害者政策 井上恭子
第5章 ネパールの障害当事者運動と権利擁護−公益訴訟をとおした発展        小林 昌之
第6章 バングラデシュの障害当事者と障害者政策−Community App路aches to Handicap in development(CAHD)の意義と課題 山形辰史
第7章 パキスタンにおける障害者の自立生活運動−受け手から担い手へ          奥平 真砂子

途上国障害者の貧困削減  かれらはどう生計を営んでいるのか
森 壮也  編
6,405円(本体価格 6,100円)
2010年11月発行

世界の貧困層の3割、途上国農村部の貧困層の2割を占めると言われる障害者。世界的な貧困削減を進めるうえで、途上国の障害者の生計向上は重要な課題である。丹念な調査で得られた多角的データから、従来の政府統計などでは十分に把握されてこなかった、かれらの暮らしの現実を浮き彫りにし、貧困削減戦略の再構築をめざす。


現代中国の社会と福祉
王文亮/編著王 文亮編著
ミネルヴァ書房、
定価 2,500 + 税
2008.3発行

格差社会をめぐる政策転換、障害児・者(8章ー障害者の生活保障と社会福祉サービス、9章障害児脅威君の歩みと展望)や高齢者の生活状況、教育熱、豪華な結婚式といったライフスタイルの変容。一方で、貧困から抜け出す糸口が見出せない農民工の人々。現代中国の真の姿を、社会と福祉の視点で分析。


車いすがアジアの街を行く―アジア太平洋障害者センター(APCD)の挑戦
ダイヤモンド・ビッグ社;ダイヤモンド社〔発売〕
2010/12/16出版
\1,500 (税込\1,575)


アジア太平洋地域において国を越え、重度の障害者自身が中心となって、アクセスのある社会の推進に向け、自立的に企画、運営をおこなうAPCD所長による、関係者の協力の「場」づくりに挑戦した画期的プロジェクトの証言。

序章 障害者抜きではありえない
第1章 APCDの船出
第2章 インドへ初の海外視察ミッション
第3章 パキスタンで自助団体形成・能力向上研修
第4章 パキスタン北部大地震と障害者支援
第5章 なにもかも新鮮な国パプアニューギニア
第6章 追悼:トポンの死
第7章 キルギスと中央アジアの障害者たち
第8章 フィリピンの障害者に住みよい町づくり
第9章 APCDの活動をふりかえって

障害と開発−途上国の障害当事者と社会
アジア経済研究所研究双書 No.567
森壮也編
定価 4200円 + 税

目 次
まえがき
略語一覧
第1章 「障害と開発」とは何か?            森 壮也
  第1節 はじめに
  第2節 なぜ「障害と開発」が登場してきたのか?
  第3節 現在の「障害と開発」へのアプローチとその担い手の問題点
  第4節 開発途上国の村落開発と障害者をつなぐCBR
  第5節 障害自助団体と開発−援助をめぐる観点
  第6節 障害とジェンダー,開発
  第7節 トリックル・ダウンを超えて:慈善アプローチから福祉アプローチ,そして開発アプローチへ
  第8節 まとめ
第T部 「障害と開発」と政策
第2章 開発援助と障害――政策実践のためのフレームワーク          久野研二  
  第1節 はじめに
  第2節 開発援助と障害:その課題
  第3節 統合と分析のフレームワーク――ケイパビリティ・アプローチ
  第4節 実践のフレームワーク――複線アプローチ
  第5節 具体的な方法論:メインストリーミングのために
  第6節 フレームワークとツールを超えて:開発援助と障害の更なる課題
第3章 「障害と開発」問題への人間開発アプローチ 野上裕生
  はじめに
  第1節 社会開発,社会指標,障害
  第2節 障害者向け政策目標のあり方
  第3節 「障害と開発」に向けた人間開発指数の試み  
  むすび:きめの細かい開発実践
第4章 障害者の権利条約における障害と開発・国際協力 長瀬 修
  第1節 はじめに
  第2節 障害者の権利条約に向けての歴史的背景
  第3節 条約と開発・国際協力
  第4節 国際協力と開発に関する条約の最終的文言
  第5節 まとめ
第5章 障害者の司法へのアクセス――中国障害者法律扶助制度の事例           小林昌之
  はじめに
  第1節 障害者の司法へのアクセス
  第2節 中国の障害者法制
  第3節 中国における障害者の司法へのアクセス
  第4節 障害者法律扶助の実施体制
  第5節 障害者の司法へのアクセスの課題  
  おわりに
第U部 「障害と開発」と障害当事者
第6章 CBR:実践における可能性と課題――マレーシアにおける事例研究           久野研二
  はじめに:CBRの可能性と課題
  第1節 調査の目的および概念的枠組み
  第2節 調査方法
  第3節 事例検討1:政策レベル
  第4節 事例検討2:プログラムレベル−農村部と都市部のCBRの比較
  まとめ
第7章 ろう者における人間開発の基本モデル――アフリカのろう教育形成史の事例         亀井伸孝
  第1節 はじめに: 障害をめぐるモデルとろう者
  第2節 ろう者における開発と障壁
  第3節 アフリカのろう教育形成史
  第4節 他地域との比較
  第5節 人間開発のもうひとつの課題
  第6節 おわりに: 集団モデルの有用性と必要性
第8章 途上国での自立生活運動発展の可能性と考察――アジアのケースから              中西由起子
  はじめに
  第1節 ILとは
  第2節 途上国でのILの可能性
  第3節 IL からみたCBR
  第4節 アジアの途上国での事例
  第5節 途上国モデル設立の際の日本の貢献
  第6節 今後の課題  
  おわりに
第9章 スリランカろう社会の形成とろう運動――シンハラ仏教ナショナリズムと民族紛争      加納 満
  第1節 はじめに
  第2節 ろう社会の形成とシンハラ仏教ナショナリズム
  第3節 ろう運動の展開―西部と南部
  第4節 タミル系ろう団体の拡散と連帯
  第5節 カトリック系ろう団体による雇用創出事業
  第6節 言語権と雇用問題
  第7節 まとめ
第10章 フィリピンのろう教育とろうコミュニティの歴史――マニラ地区を中心とした当事者主体の運動の形成と崩壊,復活 森 壮也
  はじめに−−障害コミュニティへの着目とフィリピンが置かれた状況
  第1節 フィリピンのろう教育前史−スペインとキリスト教宣教師
  第2節 アメリカの支配の開始と公教育の普及
  第3節 ろうの子供たちを学校へ
  第4節 学校で教えられたことと教育方法
  第5節 黎明期のフィリピンろう・盲学校
  第6節 フィリピンろう者協会の創設と第二次世界大戦−−日本の占領下でのろう学校の破壊と復興
  第7節 フィリピンろう者協会(PAD)の再建
  第8節 フィリピンろう者協会(PAD)の苦闘と崩壊
  第9節 PFDの設立−−新たな時代へ
  まとめ

障害と文化―非欧米世界からの障害観の問いなおし
[原書名:DISABILITY AND CULTURE〈Ingstad, Benedicte;Whyte, Susan Reynolds〉 ]

明石書店 (2006-02-15出版) 販売価:\6,930(税込) (本体価:\6,600)
イングスタッド,ベネディクト〈Ingstad,Benedicte〉・ホワイト,スーザン・レイノルズ【編著】
はしがき

 第1章 障害と文化 ―― 展望 (スーザン・レイノルズ・ホワイト/ベネディクト・イングスタッド)
第1部 障害、コスモロジー、人であること
 イントロダクション(ベネディクト・イングスタッド/スーザン・レイノルズ・ホワイト)
 第2章 人であるものと人でないもの(アイダ・ニコライセン)
  ―― 中央ボルネオのプナン・バの人々における障害と人であること
 第3章 子どもは子どもである(オウド・ターレ)
  ―― ケニアのマーサイにとっての障害と平等
 第4章 治療不可能な病いとしての障害(バーナード・ヘランダー)
  ―― 南部ソマリアにおける健康、プロセス、人であること
 第5章 なぜ、障害をもったのか?(パトリック・デヴリーガー)
  ―― アフリカのある社会における身体障害に対する理解
 第6章 病んでいることと私であること(ジュディス・モンクス/ロナルド・フランケンバーグ)
  ―― 多発性硬化症の語りにおける自己・身体・時間
第2部 障害の社会的背景
 イントロダクション(ベネディクト・イングスタッド/スーザン・レイノルズ・ホワイト)
 第7章 出会い(ロバート・マーフィー)
   ―― アメリカにおけるボディ・サイレント
 第8章 晴眼の恋人と盲の夫(ナインダ・セントゥンブウェ)
  ―― ウガンダにおける盲女性の経験
 第9章 リハビリテーションに関する公的言説(ベネディクト・イングスタッド)
  ―― ノルウェーからボツワナへ
 第10章 英雄か、乞食か、スポーツ・スターか(フランク・ジャール・ブルーン)
  ―― ニカラグアにおける障害者のアイデンティティをめぐる交渉
 第11章 障害と移民(リズベス・サックス)
   ―― ある事例のストーリー
 第12章 てんかんの構築( スーザン・レイノルズ・ホワイト)
  ―― 東アフリカにおけるイメージと文脈
 第13章 Mpho ya Modimo 神からの贈り物(ベネディクト・イングスタッド)
  ―― 障害者に対する「態度」への視角
エピローグ
 第14章 言説と経験の間にある障害(スーザン・レイノルズ・ホワイト)
訳者あとがき
文  献
索  引



人間の安全保障を踏まえた障害分野の取り組み―国際協力の現状と課題―

非売品
内容 国際開発高等教育機構(FASID)が平成17年度、外務省個別委託事業として開催した障害分野における「NGO研究会」も報告書である。人間の安全保障」の概念に基づいた障害分野の国際協力をテーマとし、最近の潮流、焦点、アプローチなどについて、関連NGO間および援助機関と情報を共有しながら、障害分野で活動する日本のNGOの専門性と組織的な能力を高め、障害分野におけるNGOの裾野を拡大し、開発援助における障害のメインストリーム化を促進することを目的として研究された。
閲覧先 http://www.fasid.or.jp/chosa/kenkyu/ngo/pdf/handbook.pdf

マレーシアにおける障害者 − 市民権とソーシャル・ワーク

著者 デニソン・ジャヤソーリア(神波泰雄・神波幸子訳)
内容 第1章 現代の市民権論争
   第2章 障害理論と実践における関わり合い
   第3章 障害者とマレーシア社会
   第4章 障害者とクラン・ヴァレー・ボランティア組織
   第5章 障害者、チャリティそして機能付加介護
   第6章 障害者、代弁・弁護と自助組織
   第7章 チャリティ介護と自助組織:比較分析
   第8章 ソーシャルワークの市民権モデル
   結論
出版者 日本文学館
出版日 2004年
価格 1,890


リハビリテーション国際協力入門

 開発における分野横断的課題の一つとして着目されつつある「障害」という課題と取り組むための基礎的な事項や枠組みをまとめた入門書。青年海外協力隊などで直接障害分野に関わる人たちはもちろんのこと、開発や国際保健全体に関わる方が障害分野の概要を把握することの一助として執筆された

著者 久野研二
   中西由起子
内容 251頁
    序章
    全体の見取り図
    1章 ある青年海外協力隊員の2年間
    2章 途上国における障害(者)問題の現状、課題、そして取り組み
     2章の見取り図
     概要
     1. はじめに
     2. 途上国におけろ障害と障害者
     3. 障害(者)問題との取り組み
     まとめ
    3章 開発において障害を読み解く視点・考え方
     3章の見取り図
     概要
     1: 途上国とは何か
     2: 開発とは何か
     3: 障害とは何か:障害の捉え方・モデル
     4: 国際協力において障害を読み解くための枠組み
     5: その他の重要なアプローチ
     まとめ
    4章 国際協力として障害と取り組むための視点と方法
     4章の見取り図
     概要
     1: 参加型アプローチ
     2: その他のアプローチと考え方
     3: 具体的な取り組みの方法
     まとめ
    終章 国際協力に関わるということ
    資料編
     基礎的文献
     資料・情報
     基本語解説
     あとがき
    略語
    索引
出版者 三輪書店
発行  2004年10月10日
定価  3000円 


あさやけのクメール

カンボジアの社会問題・労働・職業訓練、社会保障の状況の紹介、ならびに「カンボジアの社会問題に関する政策及び戦略」、「障害者の権利に関する法律(案)」、「労働法の規定の適用を受ける者に対する社会保障制度に関する法律(案)」等の翻訳を添付。


著者  林民夫
発行日  2002年8月25日
定価  2,625円(税込)
内容  A5版212頁
     刊行によせて カンボジア社会問題・労働・職業訓練・青少年更正省大臣
     プロローグ
     お見合い
     乳幼児センター
     ないないづくし
     ドラフト
     NGO
     二桁違う
     トラウマ
     女工哀史
     少女売春
     安物買いの
     洪水
     プライオリティ
     新世紀への課題
     国境
     障害法案
     カンボジア人
     お正月
     訪日研修
     薬物乱用(その1)
     選挙
     営業禁止
     薬物乱用(その2)
     ラーマーヤナ
     締めくくり総括
     特別寄稿 地雷の恐怖
     特別寄稿 障害者のリハビリテーション
     特別寄稿 カンボジア印象記
     資料編
      カンボジアの社会問題に関する政策及び戦略
      障害者の権利に関する法律(案)
      労働法の規定の適用を受ける者に対する社会保障制度に関する法律(案)
      カンボジア主要保健指標


FOCUS ON ABILITY, CELEBRATE DIVERSITY: Highlights of the Asian and Pacific Decade of Disabled Persons, 1993-2002 (Social Policy Paper No. 13)

アジア太平洋障害者の十年の成果を課題別にまとめた。

内容 99頁
   
FOREWORD
   INTRODUCTION
   PART ONE: SELF-HELP ORGANIZATIONS
   I. OVERVIEW OF SELF-HELP ORGANIZATIONS
   II. DEVELOPING ROLE MODELS AND RESOURCES: SELF-DETERMINATION IN THE PACIFIC
   III. TOWARDS HOLISTIC DEVELOPMENT: CAPACITY-BUILDING AND LOCALIZATION IN BANGLADESH
   IV. SOLIDARITY AND ORGANIZATIONS OF THE DEAF IN ASIA AND THE PACIFIC
   V. EMPOWERING COMMUNITIES AT THE GRASS-ROOTS LEVEL IN CAMBODIA
   PART TWO: WOMEN WITH DISABILITIES
   VI. OVERVIEW OF WOMEN WITH DISABILITIES
   VII. SKILLS-BASED TRAINING: EMPOWERING WOMEN IN THEIR FAMILIES AND COMMUNITIES
   PART THREE: EDUCATION
   VIII. OVERVIEW OF EDUCATION  
   IX. SPECIAL NEEDS EDUCATION SURVEY PROJECT IN SAMOA  
   X. THAILAND: A PARENTユS STORY
   PART FOUR: ACCESSIBILITY
   
XI. OVERVIEW OF ACCESSIBILITY  
   XII. CREATING A BARRIER-FREE MARKETPLACE: PASAR GEDE, CENTRAL JAVA
   XIII. AN ADVOCATE IN INDIA: SUDHAKARA P. REDDY  
   PART FIVE: EMERGING TRENDS: INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY
   XIV. OVERVIEW OF INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY  
   XV. EQUAL ACCESS FOR EQUAL PARTICIPATION: THE DAISY TALKING BOOK PRODUCTION INITIATIVE
   XVI. PLACING THE BLIND ON THE RIGHT SIDE OF THE DIGITAL DIVIDE
   PART SIX: HIGHLIGHTS OF THE ASIAN AND PACIFIC DECADE OF DISABLED PERSONS, 1993-2002
   XVII. SOCIALLY VULNERABLE GROUPS: SELECTED ISSUES: EMPOWERMENT OF PERSONS WITH DISABILITIES      INTRODUCTION  
I. OVERVIEW OF THE CURRENT SITUATION  
II. SPECIFIC TARGETS  
III. ESCAP ACTIVITIES DURING 2003  
   ANNEX  ASIAN AND PACIFIC
        DECADE OF DISABLED PERSONS, 2003-2012
        BIWAKO MILLENNIUM FRAMEWORK FOR ACTION:
        TOWARDS AN INCLUSIVE, BARRIER-FREE AND RIGHTS-BASED SOCIETY FOR PERSONS WITH DISABILITIES IN ASIA AND THE PACIFIC
        The Trust Fund for the Decade
        Figures
発行:
ILOアジア太平洋事務所
発行年:2003
申し込み・問い合わせ; Director, Emerging Social Issues Division, UNESCAP, Rajadamnern Ave., Bangkok 10200, Thailand


DISABILITY AT A GLANCE: Profile of 28 Countries in Asia and the Pacific

第2次アジア太平洋障害者の十年の行動計画「びわこミレニアム・フレームワーク」での戦略の一つである

Proceeding of the ILO/Japan Technical Consultation on Training and Employment of People with Disabilities in Asia and the Pacific

2003年1月14-16日にILO東アジア事務所が開催した障害者の訓練と雇用に関するコンサルテーションの会議報告

内容
  171ページ
  Overview
  Official Opening
  Decent Work for People with Disabiities - What are Issues?
  Regional Perspectives and Issues Related to Training and Employment - Overview
  Vocational Training
  Employment and Related Services
  Employment Opportunities
  Country Action Plans and Conclusions
  Appendi
発行:ILOアジア太平洋事務所
発行年:2004
申し込み・問い合わせ Subreegional Office for East Asia, ILO
           FAX 662-288-3060, perry@ilo.or


Moving Forward: Toward Decent Work for People with Disabiities

アジア太平洋地域での職業訓練と雇用のモデルとなる例を紹介

内容
  239ページ
  Preface
  Vocational Training
  Work and Rehabiolitation Centers
  Rural Services
  Self-Employment
  Employment Services
  Partnerships
  Appendix
編集 Debra Perry, Senior Specialist in vocational Rehabilitation, ILO Subregional Office for East Asia
申し込み・問い合わせ Subreegional Office for East Asia, ILO
           FAX 662-288-3060, perry@ilo.org


Helping Children Who Are Deaf

5才までの乳児、幼児を対象としている。聴覚障害児の言語能力を手話と口話によっていかに発達させるかの活動が述べられている。出版はWhere There Is No Doctorで有名なHesperian Foundation。

内容 250ページ、ISBN 0-942364-44-9

   以下の章に関しては内容が掲載されています。(http://www.hesperian.org/deaf_chapters.htm
   1章  聴覚の問題とコミュニケーション
   2章  よく聞こえない子どもは早期に支援が必要
   8章  手話の使用を習う
   10章 社会的技能
   15章 聴覚を失う理由と我々がなすべきこと

価格  $12

注文先 bookorders@hesperian.org,


Life after Injury: A Rehabilitation Manual for the Injured and Their Helpers

村のヘルスワーカーなど、アウトリーチ型の医療中心のCBRを実践している人たちを意識したないようではあるが、本の宣伝にはCBRは一切出てこない。著者はオーストラリアのPT、OTであり、カンボジア、エチオピア、スーダン、インド、パキスタン、メキシコ、タイ、パプア・ニュー・ギニア、マレーシアでの経験がある。

内容
  18.4X25.3cm、593ページ、イラストや写真など1000以上
  INTRODUCTION
  HEALING
  1 Early rehabilitation
  2 More problems after injury
  3 Rehabilitation of specific injuries
  4 Healing and rehabilitation of fractures
  5 Solving problems with moving and doing activities
  6 Splints
  7 Moving around and daily activities
  JOINING IN
  GETTING ORGANIZED
  APPENDICES
定価 US10(南)、US$30(北)
送料 航空便 アジア太平洋$8、ヨーロッパ$12、米国・カナダ$13、その他$8
船便 $5
申し込み・問い合わせ Third World Network
      FAX 60-4-2264505, twnet@po.jaring.my


PCM 手法の理論と活用

「PCM手法は開発援助の現場でどのように適用されているの?」「PCM手法の理解を深めたいけど、現場での活用例を示す参考書はないの?」の質問に対して、PCMモデレーター等の経験・事例に基づいて、実際のワークショップの様子や利点・留意点が説明されている。

<内容> 
1.理論編
第1章 PCM手法の方法論と特色
第2章 PCM手法Q&A
2.事例編
第3章 JICAプロジェクトにおけるPCM参加型計画手法の適用事例
第4章 開発調査におけるPCM手法の活用1 −参加型プロジェクトにおける試み
第5章 開発調査におけるPCM手法の活用2 −マケドニア全国総合水資源開発・管理計画調査
第6章 PCM手法と開発援助プロジェクトの評価
第7章 政策立案過程におけるPCM手法の活用
第8章 海外援助機関における開発協力事業の質的管理

定価  1800円
購入方法 申込書は(http://www.fasid.or.jp/japanese/public/orderform.html)に
FASIDの口座への入金確認後発送


<「学び・未来・NGO」ーNGOに携わるとは何か>

新評論 3月21日刊、3200円、350頁
若井 晋・三好亜矢子・生江明・池住義憲編
 
 NGOとはいったい何なのか、何のために存在するのかなど深く掘り下げ、特に世界的規模で貧富の較差を広げている経済の「グローバル化」の状況のもとでNGOの存在、NGOの今を問い直そうとするのが本書である。
 全十九章から構成され、関連箇所にコラムや囲み記事がはめ込まれている。また、各章、コラムには関連する写真や図がはめ込まれており構成ともに非常に読みやすいものとなっている。

目次
序章「今なぜNGOが問われているのか」(若井)
第一部『日本のNGOの歴史と自己評価』
 1章「NGOの歩みと現在」(池住)
 2章「SVA―顔が見え、共感できる関係を」(秦)
 3章「JVC―日本の開発NGOとしての自己省察」(熊岡)
 4章「シャプラニールー外国NGOの試行錯誤の実際」(斉藤)
 5章「JOCS―『共生』の倫理と論理を問い直す」(小杉)
 6章「ペシャワール会―アフガン国境にて」(中村)
 7章「AHI―自分たちの使命を実行するために」(佐藤)
第二部『援助される側にとってのNGO』
 8章「神戸からみた『援助』(三好)
 9章「NGOへの高まる期待と課題」(狐崎)
 10章「グローバル化の中でのNGOの役割」(サンダース)
 11章「フィールドワーカーとして見た開発の現場」(庄野)
第三部『NGOの未来を切り開くために』
 12章「イギリスにおけるNGOと政府」(三好)
 13章「チェンマイ大学と北タイの人々」(山田恭稔)
 14章「ピナットーまず足元から」(山田久仁子)
 15章「郵政省国際ボランティア貯金助成団体から見たNGO」(白戸)
 16章「民間助成財団とNGO」(牧田)
 17章「『協力主体』としての個人の責任性」(若井)
 終章(生江)

購入方法:近くの書店、または
     新評論 Tel.03−3202−7391
         Fax:03−3202−5832



<国際的障害者運動の誕生:障害者インターナショナル>

Diane Driedger 著/長瀬修訳 税込み2100円
注文は QWK01077@nifty.ne.jp (エンパワメント研究所)

1,「目次」
はじめにー障害者インターナショナルの設立とアジア障害者運動の萌芽(中西由起子)
日本語版刊行に寄せて
序文・謝辞  
第一章 序論 
第二章 変化の軌跡―第二次世界大戦後の進展 一九四五年―一九八〇年
 1 技術の変化と職業としてのリハビリテーションの成長       
2 初期の国際組織       
3 国別・地域ブロック別障害者組織 一九八〇年以前  
   ・開発途上地域     
  ・先進国 
第三章「慈善」とパターナリズム(保護主義)のくびきからの解放 一九七二年―一九八〇年 
1 国際リハビリテーション協会(RI)と障害者の参加
2 カナダの協力の行方  
3 ウィニペグで創立された世界組織 
第四章 基礎づくり 一九八〇年―一九八一年 
1 運営委員会 
2 DPIの地域ブロック単位での動き 
3 DPIの国際的な動き  
第五章 共通の目的の結集―DPI設立世界総会 シンガポール、一九八一年
1 カナダ事務局の資金づくり 一九八一年五月―一二月          
 2 シンガポールでの出来事 
第六章 連帯の形成―地域社会レベル・世界レベル
1 DPI開発計画  
  ・地域ブロック開発オフィサー  
・開発に関する国際シンポジウム(一九八四年、ジャマイカ)  
・ヨーロッパ地域ブロック 
2 社会経済プロジェクト
3 社会の障壁を超えて
第七章 成長の苦悩―組織内部の運営 
 1 組織内部の運営 一九八一年―一九八五年  
・世界評議会 
・シンガポールとバハマでの世界会議 
・事務局問題 
2 組織内の動き 一九八六年―一九八九年
 3 少数派の参加の課題 
 ・ろう者の参加 
・女性の問題
4 組織問題
・加盟組織の問題
 ・規約改正
第八章 権利ある市民―国際的な活動
 1 国連でのDPIの参加
・経済社会理事会、ユネスコ、WHOの協議資格
 ・障害者に関する世界行動計画
 ・国連障害者の十年 一九八三年―一九九二年
・国連での人権問題
2 平和問題
3 DPIとILO
第九章 結論―前進‥‥ 
第十章 エピローグ―DPIと社会運動理論 
文献
資料  障害者インターナショナル規約(旧) 
    DPI声明(マニフェスト)
    平和ステートメント
    障害者インターナショナル規約(新)
   第5回DPI世界会議 メキシコ大会決議 
    新世紀における障害者の権利に関する北京宣言 
    第一回世界総会(一九八一年)参加国リスト
    DPI加盟国リスト(一九九九年五月現在) 
    DPI世界本部、日本DPI連絡先
編訳者あとがき (長瀬修)


<アジア・アフリカの障害者とエンパワメント>
ピーター・コーリッジ著・中西由起子訳
明石書店、4,800円


 「アジア・アフリカの障害者とエンパワメント」はインド、ヨルダン、レバノン、そしてアフリカのタンザニアやジンバブエで社会開発に従事している障害者へのインタービューを通して、はなはだしく異なった文化や政治の中で以前の慈善的方法から離れていかに障害に関する社会的活動が行われているかの具体的な例や、障害の経験の是非、障害者の政治活動の重要性など障害の社会的、政治的、開発的側面の概要を述べている。
 彼らは障害を否定せず、障害故に見えてきた価値観や達成できたことを淡々と語る。その背景には日本ではとうに忘れ去れた厳しい経済情勢や人権無視の状況があるが、彼らは自分たちが成し遂げたことを楽しんで語っている。
 日本でも障害の機能的問題と社会的問題の区分や、職場や地域でアクセスの保障と統合など関係者が留意すべき事項が出てきている。著者であるイギリスの開発団体オックスファムのピーター・コーリッジの経験は、途上国でも討議されている同様の事柄に一定の結論をあたえ、先進国においても示唆に富むものとなっている。

<<  内容  >>
 第1部 序文
  1  なぜこの本が?
  2  問題点の説明
     B.ベンカテッシュのインタビュー
 第2部 問題点
  3  障害の経験
  4  障害の政治学 − 何が問題とな   5  障害と開発 − 基礎
  6  社会的活動を目指して
  7  言葉と数
 第3部 ケース・スタディー
  8  ザンジバール − CBRと社会的活動の無からの開始
  9  ジンバブエ − 障害者運動の結成
  10 インド − とても複雑な社会での社会的活動
  11 ヨルダンと占領地域 ー 難民キャンプでの障害児の地域活動
  12 レバノン − 市民意識の再構築
 第4部 結論
  13 障害と開放


<<  注文の方法  >>

    明石書店(担当・坪井)まで
    FAX  03-5818-1174


<アジアの障害者と国際NGO ー 障害者インターナショナルと国連アジア大平洋障害者の10年>
ニノミヤ・アキイエ・ヘンリー
明石書店、2,500円

本書は地球規模の市民暖帯である国際NGOのアジアにおける障害者の現状と活動を紹介している。国際NGOは人権・平和・福祉等に大きな貢献をしている。その中でも特に中心的な役割をにない、国連にオブザーバーの資格を持つNGO「障害者インターナショナル(DPI)」の理念、目的、活動戦略を調査・分析した。
       (同書「はじめに」より引用)

<<内容>>
I章 20世紀における障害者関係国際NGOの歴史と現状
 1 国際NGOとは
 2 障害者を取り巻く社会・経済状況
 3 将棋車のエンパワメントと国際NGOの関係
 4 障害者の人権運動の歴史
 5 リハビリテーション・インターナショナルの誕生
II章 障害者インターナショナル(DPI)
 1 DPIの誕生
 2 主な活動
 3 各分野での取り組み
III章 国連アジア太平洋障害者の10年行動計画
 1 国連アジア太平洋経済社会委員会の役割
 2 国連アジア太平洋障害者の10年行動計画における課題
 3 日本の役割
IV章 DPIと国連アジア太平洋障害者の10年行動計画に関する調査
 1 DPIの国内評議員海渡メンバーに関する調査結果
 2 DPIの組織に対する調査結果
V章 DPIの障害者政策とDPIの組織分析
 1 フィリピン
 2 バングラデシュ
 3 タイ
 4 インドネシア
 5 インド
 6 韓国
VI章 DPIの今後の展望 
 アイデンティティを持つ
 差別に対する発展的政策
 組織の発展的政策
 自立と発展的政策 ほか
おわりに
資料
参考文献


Asian and Pacific Decade of Disabled Persons: mid-point 〜 regional perspectives on multisectoral collaboration and national coordination

ESCAPが1999年に出版した。
マレーシアで1996年12月に開催されたInter−country Seminar on Multisectoral Collaborative Action for Persons with Disabilities、1997年4月に開催されたIndia-china Seminar on Multisectoral Collaborative Action for Persons with Disabilities、1997年12月にマニラで開催されたRegional Conference on NCCD Issues and Strategies、1997年7月にソウルで開催されたMeeting of Senior Officials to Mark the Mid-point of the Asian and Pacific Decade of Disabled Personsでの4つの会議での発表文書が含まれている。
注文は、Chief, Social Development Division, ESCAP
    Rajadamnern Avenue, Bangkok 10200, THAILAND まで




Promotion of Non-handicapping Environments for Disabled Persons: Pilot Projects in Three Cities

ESCAPが1999に出版した。
1995年に始まり、バンコク、北京、ニューデリーで実施されたハンディのない環境施行プロジェクトの報告
注文は、Chief, Social Development Division, ESCAP
    Rajadamnern Avenue, Bangkok 10200, THAILAND まで




Asian and Pacific Decade of Disabled Persons: Mid-point 〜 Country Perspective.

ESCAPが1999年に出版した。
1997年7月にソウルで開催されたMeeting of Senior Officials to Mark the Mid-point of the Asian and Pacific Decade of Disabled Personsで発表された25カ国の進捗状況
注文は、Chief, Social Development Division, ESCAP
    Rajadamnern Avenue, Bangkok 10200, THAILAND まで




越境するケア労働 日本・アジア・アフリカ
佐藤誠編 
日本経済評論社 
2010年12月20日

第1章 ケア労働と国際移民の理論的考察 佐藤誠
第1部 看護・介護・家事ケア労働の国際移動
第2章 日本における看護移民労働導入の現状と課題 竹野ユキコ・佐藤誠
第3章 日本におけるフィリピン人介護労働者の3つの軌跡 マリア・レイナルース・D.カルロス
第4章 フィリピンにおける保健医療格差と医療従事者 マリア・エラ・L.アティエンザ
第5章 西アジアにおけるスリランカ人家事ケア労働者 中村尚司
第6章 看護師の国際移動 英国、フィリピン、南アフリカ 佐藤千鶴子
第2部 社会セクターにおける熟練労働者の国際移動 南部アフリカを中心に
第7章 南部アフリカにおける熟練移民労働とマクロ経済状況 レオン・ハートウェル
第8章 南アフリカにおけるジンバブエ人移民の流入 ニコラ・デヤヘール
第9章 英国の社会セクターにおけるジンバブエ人移民労働 エイドリアン・ベイリー
第3部 外国人受け入れの社会的状況
第10章 南アフリカにおけるゼノフォビア フセイン・ソロモン、ルイーズ・ヘーグ
第11章 外国人労働者受け入れをめぐる労使の対立 安藤次男
第12章 外国人の子どもの教育と人間安全保障・社会的再生産 小島祥美・峯陽一


(4/1/2011更新)