韓国自立生活センター

1訪問調査報告

2私たちの隣人(ウリイウッ)ニュースレター

3自立生活センターのリスト


1訪問調査報告                    

2002年8月26日
アジア・ディスアビリティ・インスティテート 
中西由起子

1 初めに

 2002年8月14-18日、韓国小児マヒ協会正立会館と日本のHANDS 世田谷自立生活センター、自立生活センター立川、ヒューマンケア協会の3カ所の自立生活センターとが出資・助成して日韓自立生活基金を設立し、支援するを開始した。韓国の自立生活センターとその関連活動を視察した。以下はその報告である。なお支援の詳細にかんしては、中原えみ子さんの韓国の障害者と自立生活(IL)運動にある。


2 大邱(テグ)市

 面積は885.51平方km、人口約250万人のソウル、釜山に次ぐ韓国第3の都市であり、人口密度は韓国4番目である。山に囲まれた盆地であり、乾燥し、むし暑い気候を克服するために並木が多い。町中では、ある程度段差が整備され点字ブロックもあるが、入り口に1、2段ある店が多数あったことは、残念である。

大邸自立生活センター
  今年5月に開所した。建物はボランティアが無料でかしてくれた
  職員は9人、うち非障害者は1人(女性、イさん)。皆給料をもらっていない。
  運営資金は所長と非障害者職員の二人が屋台で栗を売ったりしてかせぐ。
  センターの裏にグループホームを併設する。
  センターの状況を理解し支援してくれている市の職員はいるが、市からお金が出るように何回も行って要請しても今の所可能性はない。 

グループホーム
 1年程市に頼んで家の価格全額の400万円をもらい、古い民家を購入し、改造した。
 CPの男性3人、非障害者女性一人(イさん)が一緒に生活。男性の内一人は軽度で、たの障害者の介助もする。
 ここから4人が自立し公営住宅に住んでいるが、生活保護のみでは暮らせないので、前述のような商売をしている。生活保護費に、使途を決められていない30000ウォンの特別加算がついてはいる。
 ホームへルパーの制度はない。
 イさんは力がないので、車いすの乗り降りは警察の人を呼んでくることもある。
 運営費をもらうには、法人をとって施設化しないとだめなため、市からの助成金は、辞退した。もらうと自由な時間に自由に動けないし、社会福祉士も雇わなければならない。

崔昌鉉(チェ・チャンヒョン)所長
 2002年ワールドカップの成功を祈ってアメリカ横断をした行動力に富む、独身のCPの男性。横断のための資金は、途中で直接カンパをもらった。帰りには、台湾製電動車いすをもらってきた。
 96年から親から離れて一人で暮らす。多分韓国で第一号の自立生活者である。親は自立に反対した。でも私の意思を見て、最終的に許可。半地下の安い部屋に住み、窓を開けて歩いて人を捕まえて介助してもらっていた。
 最初皆に自立の話をした時には反応がなかったが、自分で自立したら皆がついてきた。
 市は言うことを聞いてくれない。市長の家の前で出勤するときをねらう。逃げようとしたので、電動車いすで追いかけたこともあった。


 
3 光州(カンジュ)市

 面積は885.51平方km、人口約250万人のソウル、釜山に次ぐ韓国第3の都市である。「韓国の芸術の故郷」とも、5.18光州民主化運動での強い正義感にみられるような「民主化の聖地」ともいわれている。

光州自立生活センター
 6年前から活動を始めていた。2001年4月に日韓自立生活基金70万円をもらいそれに自己資金と銀行225万円を足してアパートの一室を本年7月に購入した。市からNPOの認定を受け、アパートは団体名儀で買った。
 銀行からの借入金のうち、1年間喫茶店をやって45万は返却。のこり180万円とその利子月1万8千円を今後返していかねばならない。 
 この部屋の中に一緒にある体験室と事務所を別々にしたい。ここをグループホームと見る人もいるかもしれないが、障害者皆に自立生活の機会をあたえたいので彼らに公営住宅が当るまでいる場所のつもりである。住宅の選考には、家族の状況等が考慮される。
 ホームヘルパー制度が必要と思い、市と交渉中。8月24日にまた大学で介助者集めをする。貧困者救済事業の依託を取り、ホームヘルパーとして毎日1回3時間介助者を派遣してもらう。
 今までの事業としては、ニュースレター「私たちの隣人」の発行の他、
1自立生活セミナー 年1回。共同募金の助成
2自立生活連帯の集まり 在宅および施設居住者が自由に気楽にはなせるように。順番で司会をする。共同募金の助成
3自立生活リーダーの集まり 連帯の中で積極的な人10人程が参加。施設を出る時の書類、電話での申請、生活保護の申し込み方法等を習う。
4福祉の街づくり パクさんが 8ヶ月かけて町のアクセス調査をして、町のアクセス化をはかる。
5自立生活体験 2泊3日。体験室で実施。介助者には助成金から斜里。チョンさんはパクさんの家に行き、他の人は1室にまとまり、場所を空ける。
6ILプログラム 買い物、料理等。
 スタッフ
 ・シムキッチ(写真前列右)   CP。3人の中で一番最初、昨年の7月に来た、まだ共同生活中。ボランティアや寄付者の名簿管理を担当。家族は自立生活に反対しているが、私のためになると思っているので、それほど強い反対ではない。公営住宅に応募している。
 ・パクチョンソク(写真前列中央)  CP会計。1年1ヶ月前に来た。9ヶ月共同生活をし、シムさんより先に今年5月に公営住宅が当って自立。35万ウォンの生活保護費は少ないが、どうにか暮らす。受給額のうち生活に15万ウォン使い、残りは小遣いと貯金。無料のボランティア介助者をインターネットで集め、入浴、トイレまでやってもらう。介助のコーディネートは自分でやっている。将来はILセンターをつくりたい。
 ・チョンカンソク(写真後列中央) CPで知的障害ももつ。パクさんの代わりに共同生活に参加。今まで周さんがやっていた介助をする。
 ・マトング CP。(写真前列左)
 ・チュ(周)スクチャ(写真右、左は御主人) 代表。1999 年に、一生施設にいなければいけないのかと自分の思いを語ってくれたマさんが自立できるように、彼の名義で銀行の口座をつくったことに始まる。その時は別の施設のケースワーカーをしていた。4階にセンターがあるセンターと同じアパートの12階に住む。


4 全州

ボランティア団体ソンスレ

 来訪時に、全州のボランティア団体ソンスレ会長ソック氏以下、ボランティアを含め10人程が日本の自立生活センターの話を聞くために光州自立生活センターを訪れた。
 ソンスレは自助団体であり、十年以上やっていたことがILCににているので、別組織としてILCを立ち上げようとしている。ILC設立準備委員会ができている。
 市の貧困者救済のための公共事業でヘルパーの派遣をを受けられるようになっている。移送サービスも実施。
 障害者は移送や介助コーディネートで、雇用促進協会の障害者雇用金で給与をとって働いている。

5 ソウル

移動権連帯のハンガーストライキ

 ノドル障害者夜学の校長パク ギョン ソク(朴敬石)が移動権連帯の仲間とともに、今年5月地下鉄鉢山駅リフトでの障害者墜落惨事に対するソウル市の 公開謝罪を要求して, 国家人権委員会を占拠して, 無期限断食座り込みに突入した。我々が訪問した8月17日にはすでに6日目にあたり、応援の仲間に囲まれて思いのほか元気であった。国家人権委員会は市民の要求で少し前につくられた。
 ソウル市庁舎の隣、目抜き通りに面した人権委員会のビルではスタッフが和やかに迎えてくれ、会長室のあるフロアーでは皆自由に動き回り、応援に訪れた障害者と会合を開いていた。
 5人程がパクさんと一緒に断食をしている他、他の人たちは交代で詰める。
 パクさんのコメント。「委員長は大臣級の権限をもつ。他の大臣のところではこのような行為をすると捕まるが、ここでは大丈夫。駅でリフトから落ちて亡くなったのに、責任ある市の謝罪は一切なし。その人の操作の誤りとされた。市はいまだに話し合いに応じない。倒れるまでやる。警察が入る可能性は充分にある。そうなると国家人権委員会との闘いになるので、そうならないように話合い中。委員長が夏休みで海外から帰る来週月曜日に話合いの予定。以前の事件の調査はすでに約束してくれた。ソウル市に責任があると委員会が認めても、あやまれと言うだけで、それ以上はできない。正式にマスコミを通じて謝らないと市は言っているので、解決の方向はない。倒れて死んだら、その人が勝つかもしれない。来週、人権団体、市民団体が協力してくれ記者会見を予定。」
 韓国には「障害者・年寄り・妊婦等の 便宜増進保障に関する法律」があり、それに規定された「他人の助けることなしに安全で便利に移動する権利」は保障されていなかった。 5月19日に死亡したユンゼボングは62歳の肢体障害者で、障害者の福祉作業場で生活している。永久賃貸アパートの分譲受けて入居してからわずか 1週間で事故にあった。政府は今度も障害者による車椅子の操作ミスの可能性を取り上げ. リフトにはどんな問題がなかったとしている。

ピノキオ自立生活センター自立生活体験室

 東大門の総合社会福祉館にある、韓国で第1号の自立生活センターであるピノキオが運営する自立生活体験室を訪問した。大通りから一歩入った昔ながらの家が軒を列ねている住宅街の、一間だけの小さな古い一軒家を改造して使っていた。現在はCPのイ・ヨンギョとキム・キジョンさん夫妻が暮らしている。彼らは施設で出会って結婚したCPの夫婦であり、二人ともピノキオの職員である。




私たちの隣人(ウリイウッ)ニュースレター 創刊号

訳 小川理栄子


私たちの隣人の設立目的
 
本会は障害者自立支援センターとして、疎外されてきた障害者や自立能力が不足した障害者の、住居独立から事後管理までの真の社会統合を目的とする

私たちの隣人の事業計画
 
□ グループホーム運営(写真右)
 □ 出版広報事業(生活手記、リハビリ手記)
 □ ピアカウンセリング室運営
 □ 結婚相談、性相談
 □ 職業リハビリ


−ホンソニョン 自立生活の話から−
 
これからの日々が、私が今まで生きてきた時間よりもっとずっとつらく、涙が出るような過程であるかもしれない。そうかもしれないが、私は私だけの生を積み重ねていきたい。
 たとえ誰かが教えてくれなくても、いや、未完成になるとしても、遠い理想に向かって考え、思索しながら、この貧しく厚い現実の障害のくびきを引き寄せ、私の一番本当の血と汗で、高く堅固な生を積み重ねていきたい。


今月のコラム私が彼の名前を呼んであげるとしたら
31団軍宗参謀少佐 キムシヌォン牧師
 「万物は主から生まれ、主を経て主に帰るだろう。栄光が彼に永遠にあるだろう、アーメン。」(ローマ書11:36)
 聖書は万物が主により、主のために創造されたことを明らかにしています。
 宇宙万物のすべての所有権は結局は主にあります。私たちが毎日食べる洋食も主が下さったものであり、私たちが毎日使っているエネルギーも神様から出たものです。私たちの生命も、肉体も全て神様のものです。子女も私が生みはしましたが私のものではありません。
 神様に属しています。神様のものを神様のものであると認めることが信仰です。
 物質も神様のものであり、人生も、父母も、子女も自分のものではなく神様のものであることを認めることが信仰の生です。
 自分の体と自分の心と自分の時間までも自分のものだと言うのではなく、神様のものであると認めましょう。全てのものを自分のためではなく、隣人と神様のために使うのが信仰の生です。
 自分のものではないのに自分のものだと独占することを、社会学用語で「所有化」といいます。
 神様のものを自分のものだと所有化することは厳然として罪です。自分のものだと所有化するところには間違いなく不正と腐敗が生まれます。
 愛情を持つことと自分のものだと所有することには大きな違いがあります。何であれ愛して愛情を持っても自分のものだと所有化しないことが望ましいです。
 富と物質を所有化すれば一方では貧しい人が生まれます。
 成功を所有化すれば一方では疎外された人が生まれます。
 愛を所有化すれば他方では寂しさを感じます。
 何でも共にし分け合うことが信仰の態度です。
     「私が彼の名前を呼んであげる前には
      彼はただの一つの身振りに過ぎなかった
      私が彼の名前を呼んであげた時
      彼は私に近づき花になった
      (中略)
      私たちはみな何かになりたい
      おまえは私に私はおまえに
      忘れられない
      一つの意味になりたい」       (キムチュンソの詩「花」の中から)
 「私」と「おまえ」が断絶され、お互いの意味を失ってしまったまま生きていくのが私たちの姿ではないかと思います。
 神様が私の名前をお呼びになった時、私の生が新しい意味になったように、私たちキリスト教徒がしなければならないことは、私たちが出会う全てのものたちに名前をつけて呼んであげ、その本来の色彩と香りに実を結んだ花に再び生まれるようにすることでしょう。
名前を呼んであげることは新しい人格の関係を結ぶ初出発です。
 チュスクチャ執事が祈り準備した「私たちの隣人」が、隣人の名前を暖かく呼んであげながら助け起こし、忘れられない一つの意味となることを祈ります。

☆私たちの隣人事業の進行はこのように☆
 
1. 自立生活相談
 2. グループホーム生活(社会適応教育、賃貸アパート申請)
 3. 自立生活
 4. 地域社会支援連結―事後管理(縁組み、おかず、家庭奉仕員)


私たちの隣人の設立背景と必要性
私たちの隣人 代表 チュスクチャ(肢体障害3級)
 皆さんは私たちの平凡な一生を自由だと考えてみたことがおありでしょうか?
 時には遅く起き、列に並ばずに食事をし、時には徹夜をしてやりたいことをするなどの平凡な私たちの日常生活を、大切な自由と考えその自由を望む人たちが、まさに私たちの隣人にいます。
 私は17年前、ある小さい生活施設で職業リハビリ教師として、そこの姉妹たちと寝起きを共にしながら5年を過ごしましたが、その時体験した経験が、私たちの隣人の障害者自立支援センターを設立することになった基礎になりました。生活施設の姉妹たちを通して、また私自身の経験で、団体生活が成人になればうまく適応し生活するのが大変ということを体験し、その姉妹たちは今いろいろな方法で自立生活をしています。年を取るほど自分自身を探したくなり、自分の考え通りに、主張通りに行きたいというのが全ての人間の欲望です。
 しかし与えられた条件と環境と障害のために家族たちの荷物になって生きたり、自分の意志とは関係なく、自分の全ての生活を団体の動きにゆだねて生きなければならない、私たちの隣人がいます。
 彼らも私たちとまったく同じように地域社会で地域住民の一人として、平凡に生きることを望んでいます。彼らも私たちと同様に人間らしく生きる権利があり、神様が愛する大切な一つの人格体です。少し前胸の痛いできごとがありました。心の中で心配していたことが、現実に現れてしまいました。団体生活からあてもなく飛び出し、あちこちに居場所を変えていたところ、近くの隣人から利用され、体一つで、それも表現できないような身なりで私たちの前に現れた兄弟の姿。これが支援のない我が国の成人障害者の現住所です。
 団体では当てもなく出ていく障害者を防ぐしかなく、またある障害者は団体や家族の心配を後に、まず息苦しさを我慢できずに職業も住むところもなく団体や家庭を飛び出し、保護者がいなければ一生社会に出ることのできない更正院に連れていかれたり、さすらい人になって生き、社会問題を起こすこともあります。私たちの隣人障害者自立支援センターは、このような成人障害者の自立生活支援のために設立されました。
 もちろん、完全な障害者の自立生活は国家の支援なしには不可能なことです。かといって現水準に立ち止まっていれば、彼らの人権、彼らの人間らしい生を保障してもらうことはできず、誰かが始めなければその道はいっそう遠くなるばかりです。
 私たちの隣人では現実で可能な方法から、最も基礎的な方法から実行しようと思います。
 しかし我が国の現実は、障害者が家庭で生活していて父母が亡くなった後は自分で独立することができなければ、施設で死ぬまで生きなければならないことを当然に考えるのが支配的な私たちの社会では、なじみの薄い運動であり、共感を得るのもたやすくなく、私たちの社会意識から転換させる広報からまずしなければならない負担感を抱いています。
 障害者福祉の究極の目的は社会統合であり、社会統合とは障害を持った人も地域社会で健常者たちと共に平凡な地域住民の一人として生きていけるようにすることです。
 今こそ私たちの考えの壁を壊さなければなりません。
 障害者と健常者の壁を壊し、私たち皆はまったく同じ人間であり、私たち皆が同じように人間らしく生きる権利があることを認めて、私たちの隣人として共に生きていく世界のために小さい愛の光を集めていきましょう。愛の光は、決して巨大な一つの光ではありません。小さい愛の光が一つ一つ集まる時、偉大な大きな愛が成されることを、私たちは経験しました。
 皆さんの小さな愛をお待ちしています。


この号から現在自立生活をしている障害者たちの自立生活の話が順に掲載されます。
自立生活の話、生活手記原稿募集(障害者)
(原稿料は1万ウォン相当の生活用品をお礼として差し上げます)


自立生活の話
 
ホンソニョン(訳注:名前は分からないがおそらく脳の障害 1級)
 一人暮らしの話を書いてくれという頼みを受けて、少し困っている。実際私はまだ経済的に完全に独立した生活ではないからだ。私たちのような重症障害者が一人暮らしすることにおいて、最も大きな問題は金銭上の問題だろう。それでも一人暮らしのよちよち歩きを始めてから5ヶ月になった。この間短い時間ではあるが衣、食、住を自分で解決しながら、いわゆる自由というものを味わった。
 
以前にはそうだった。田舎で暮らしていた時はお母さんが準備してくれた食事を食べ、洗顔であれ、髪であれ、さらには御飯を食べるスプーンまで、私は体を動かさなくても座っていてどんどん解決され、私は指一本動かさなくてもそれなりに楽に暮らすことができた。ところがそれがいらいらし不満だった。なぜなら、口に合わなくても作ってくれた食べ物を食べなければならず、気に入らなくても買ってくれた服を着なければならなかった。いや、それだけではないだろう。なぜか生きていても生きているような感じがしない、退屈で無気力な生活の沼にどんどんはまっていくような絶望感。私はそのような泥沼から抜け出そうとしてもがいた。
 そしてリハビリ院生活を通して抜け出すことができた。
 しかしリハビリ院生活においてもあまり満足できなかった。共同体という一つの統制された枠の中で、一個人の意志よりは団体の主張が優先し、私の意志とはまったく関係なく動かされた私の日常。
 その無意味な生の囲いの中から、まるで夢と希望が巨大な波にさらわれていってしまったような、その何とも言えない喪失感、狼狽感、そのようなものが私を耐えられなくさせ、また嫌気がさした。
 どんなに歳月が流れてもうまく適応できなかった。なぜそうなのか、魂が死んでいる様な感じ、時には仲間と一緒に仲良く笑ったり騒いだりしたが、それで私の彷徨の空洞を埋めることはできなかった。実は私は、私の思い通りに一人暮らしをする練習をとても長い間してきた。それにも関わらず私のような脳性麻痺障害者には依然不慣れで不便だ。
 御飯をよそって食べ、服を着替え、お風呂に入ったりする些細なことから、何より言葉を自然に話すことができないので人々と意志疎通が上手くいかず、それが一番不便で残念だ。最近私は不自然な私の体の中から心の自由を感じた。まさにそれは沈うつな黒雲の中からちらちらと光る陽のように貴く大切なものだ。
 いや、ひょっとしたら自由とは甘美なものでありながらとても苦い、美しいだけ重いくびきなのかもしれない。障害の限定された生の中で一人のことは自分で決定し解決しなければならない(訳注:途中で切れている)
 これからの日々が、私が今まで生きてきた時間よりもっとずっとつらく、涙が出るような過程であるかもしれない。そうかもしれないが、私は私だけの生を積み重ねていきたい。
 たとえ誰かが教えてくれなくても、いや、未完成になるとしても、遠い理想に向かって考え、思索しながら、この貧しく厚い現実の障害のくびきを引き寄せ、私の一番本当の血と汗で、高く堅固な生を積み重ねていきたい。
 
あんなにも文章を書くことを望み私だけの空間を求めたが、それは夢に過ぎず生活はそうはいかない。
 いつも倒れそうな力のない体で、一日中を食事を作り、洗濯をし、掃除をすれば、一日が全部過ぎてしまう。
 そのような日常の中で文章を書くのも、本を読む余裕もあまりない。しかし私は急ぎたくない。
 私の心の中に文章に対する真の渇望がある限り、いつか再び始めることができるだろう。
 私に与えられた日々がひどい苦痛であるとしても、たった一度だけしか許されない、あまりにも貴重な生の瞬間を美しく大切に培いながら、苦労して手に入れた自由をもう二度と失わないよう、私ののろく怠惰な日常を激しく鞭打ちながら一日一日の時間を大事に過ごしていきたい。
 
(ホンソニョンさんはシルロアム文学会会員として詩集発刊を準備している)


私たちの隣人掲示板
○創立記念礼拝
8月24日午前10時にシルロアム文化センターで、サムイル教会牧師と執事たちと私たちの隣人運営委員たちと記念礼拝を行いました。
○銀行口座番号変更
税務署から固有番号を付与され預金主(私たちの隣人)と口座番号が変更されて、後援される方は年末清算時、所得控除の恩恵が可能です。
○ 運営委員会組織
運営委員会が組織され、毎月第2週火曜日午後7時に集まりがあります。参加されたい方の参加を歓迎いたします。
 (問い合わせ:653−7782、016−626−3517、011−9604−8993)
中古家電製品求む(冷蔵庫、洗濯機)
 
私たちの隣人の会員中、視覚障害1級のお兄さんと脳の障害の1級の年下のきょうだいが一緒に暮らしていますが、年下の方が障害が重く、視覚障害者のお兄さんが食事の時毎回食事を食べさせてあげなければなりません。この家庭の冷蔵庫と洗濯機が寿命が尽き、廃棄状態になっています。
 冷蔵庫は200リットル以上、洗濯機は5キロ以上なら大丈夫です。
 (連絡先:653−7782、269−6160)
○ 必要です
 
事務室部品:コンピューター、プリンター、コピー機、キャビネットなど
 (問い合わせ:653−7782、016−626−3517)


愛の分かちあい報告
 
200071831
 収入総計(1,428,000
  
1. 個人後援(1,258,000)
  5千ウォン:キムテクォン、チョシネ
  1万ウォン:チョンナミョン、チュチュンジャ、シムキテ
  2万ウォン:チョンチュンオ、パクエブン、チョソスン、キムラン
  3万ウォン:チョキュヨル
  6万ウォン:イオクフェ
  10万ウォン:キムホンクォン
  10万8千ウォン:チュスクチャ
  30万ウォン:チェクムジャ
  50万ウォン:イムチェウン(チョンソノク)
  2. 団体後援(180,000)
  1万ウォン:障害者クドゥミファ協会
  2万ウォン:サムイル教会2区域
  5万ウォン:シルロアム聖教会、サムイル教会、サムイル教会チュイル学校
  3.物品後援
  キムグヮンオ:カメラ1台(事務室備え用)
  オスンジョン:コピー用紙
  支出総計(792,650
  
* 事務費:208,770
  * 制作費(案内誌、資料用紙):220,000
  * 発送費:21,580
  * 通信費(電話設置費):250,000
  * 慶弔費:50,000
  * 記念礼拝:42,300
  * 積立金:635,350

後援口座番号
  農協:
60117351037632
  郵便局:50299701002072
  国民銀行:571010070424
  光州銀行:079107316378
  (預金主:私たちの隣人)
  決済番号:
7661031
  会費は千ウォン以上であり、制限はありません。
  口座振替えや決済番号を使用されれば手数料がなく、年末清算時、所得控除が可能です


会員加入申請書
  名前:
(男、女)
  生年月日:
(陽、陰)
  住所:
  勤務先:
  電話:
携帯電話:
  宗教:

会員種類
  
支援奉仕会員
  
祈祷会員
  
財政後援会員(毎月 一括払い
  
物品後援会員(リハビリ用品、生活用品、家電製品)
  
後援加入を希望される方は記入し送ってください

宛先  
Kwangju-shi,Nam-gu,Chuwol 1-dong 1255-4
    電話(062)653−7782.016−626−3157
    私たちの隣人 障害者自立支援センター
    
〒503−839
    E-mail:need815@hanmail.net

季刊紙 私たちの隣人 2000.9創刊号
発行所:私たちの隣人 障害者自立支援センター
発行人:チュスクチャ
編集人:キムラン
印刷所:ウンジン文化社


私たちの隣人(ウリイウッ)ニュースレター 第8号

訳 金在根
                         

センタ−の設立目的
このセンターは障害者自立センターで自立生活を望む障害者の住居独立から事後管理までの完全な社会統合を目的とする。

目次
3 平凡な生 /重度障害者
4 自立生活の韓国的模索 /金 ドンホ
10 自立生活の話 /パクジョンソン
12 ウリイウッのボランティア話 /イ ドヒョン
14 峠を越しながら /ジュ スッジ
17 ウリイウッ掲示板
18 愛の分かち合い報告
19 後援案内

ウリイウッの事業計画
・自立生活体験 ホーム運営
・自立生活相談,同僚相談
・結婚相談、 性相談
・ボランティアセンター
・出版広報事業(自立生活関連資料集、自立生活、ボランティア体験手記)

ウリイウッ2002. 6
発行先;ウリイウッ障害者自立生活センター
発行人;ジュ スッジャ 
編集人;イ ヘウン
印刷先;ウンジン文化社平凡な生 (重度障害者)

平凡な人生

平凡に生きて行くため
今日も様々な考えと悩みに包まれる。
ただ生が平凡なものではないかと
人は言うけと
いつも特別な生に飽きている我らは
もう平凡に生きたい。

前はそんなに平凡になりたくても
いくら一般の人と同じ行動をしても
私を眺めていた視線は同情で特別な保護の視線だった。
特別な保護の中に慣れてしまった
その生らがどれほどいやだったか。

いつも障害の負担を抱いて
生きてきた私には
平凡な生が
またどれほど懐かしかったか。

小さい時
同じ年頃の子供たちが町で走り回りながら遊ぶ時
部屋の中で天井だけ眺めながら独りでいた
特別な生の記憶などが
大人になった今でも
どうしてこんなにも
心に深い傷で残っているか。

もう平凡に生きたい
今まで生きてきた私の特別の生を消して
ただひとりの住民として、隣の兄・姉として
そう平凡な普通の生を生きていくため
自立生活に向けた私の足取りは
忙しいばかりだ。

4. 

自立生活の韓国的模索   キム ドンホ(正立会館企画チーム長)
自立生活の哲学と概念
自立生活は人権のひとつの表現、または市民権の概念がもっと強調される概念体系である。自立生活の根本概念はとても簡単で、“障害者も他の人と同じ生活様式を持って行くべきである”ということである。つまり、障害者自ら自分の生を管理して、その生活全般にかけ方向を設定して自分の生活を主導するだけではなく社会活動にも積極的に参加するのを意味する。
 障害者にとって自分の生活を管理して方向を設定するというのは意思決定または日常生活の活動に参加するためには他の人に対した依存度を最小化することである。その方法では、自分が所属している障害者集団の正体感を表すのができる独特な文化を創造して主流文化との統合を模索するだけではなく自分の生活様式に対し選択を主張するようになる。障害者の自立生活を論するにあたって核心語は自己意思決定と選択権である。障害者の自立生活の原理にとって核心思想は、障害者に自分がどこで、誰と一緒に暮らすのか、どんな生活様式を選択するか、自分の時間をどうして活用するかなどに対して自ら決定して選択できる権利があるというのであるこのような自立生活の概念は障害者自らの選択と決定にようって冒険とかその結果に伴う危険状況にも対処できなくてはならないで有り、これに伴う成功または失敗を経験する権利を持つ。
 結局、障害者はどこで、どうして住み、その環境に苦労があるというその自体が大事なものではなくその状況決定の過程にあって当事者、つまり障害者自分がどれほど参加したのかが最も大事なところである。したがって、自分の意志決定と行動に対した責任性は自立生活の原理にとってはとても大事である。自立生活の哲学を理解するため我らが注意すべき点は、障害者が自分の生活全般を自らの力だけで解決することを意味するのではないという点である。例えば、重度障害者が、介護サービスがあったらあまりかからないことを自ら処理するため一日中かかってしまったとしたらこれは時間的にも効率的な面でも非生産である。元の意味の自立生活は障害者がこういう孤軍奮闘を通して自分の日常生活を自力で処理するべきではない。(ゴボンデゾン、1998)
 自立生活は自分の生の全過程で参加機会に対する保障であり人権の具体的な表現である。もちろん障害者の中にはとても複雑な問題の決定を自分でする人も、多様な活動に影響を与えるほどの重度障害者もいることが事実であるけれども、この人たちにとって自立生活というのは障害者自ら最大限満足できる水準で全部の機会を所有することを意味する。
 以上のような意味で自立生活を定義すると、自立生活というのは意思決定または日常生活で他人への依存を最小限にするために、自ら納得する選択によって自分の生活を管理するものである。ここには身辺役割の修行、自己決定、身体的及び心理的な他人への依存を最小限にすることが含まれる。ここで話している自立というのは、一人、一人個人的に定義を下さなければならない相対概念である。(自立生活問題研究会、1996) 
 また、自立生活は障害を持っている人たちが精神的、身体的な他人への依存を最小限にして、それにもかかわらず彼らが家族、家庭そして地域社会の中で生活しながら、自分の役割を維持する能力を最大限にするため助けられるように全ての面で漏れなく一連のサービスを得られるようにすることである。そういうサービスは次のような原則によって構成されるべきである。(自立生活研究会、1996)
  −普通の社会活動にできるだけ近接に参加できるように援助すること
  −自らの生活や健康に関して自らが選択する自由があること
  −施設で拘束されていることなしに自らの生活の場を自ら選択できるように待遇すること
  −今まで物理的にそして態度上の障害によって虐められた社会に参加し貢献して責任を果たすことを可能にさせること
  −自己の身体的、知的、精神的なことに関して自己が責任をとって個人として尊厳性を持たせることで自立生活は今までの全ての問題要因が障害者にあったと信じていたことを障害者が経験している全ての問題の根本要因は社会が持っている不合理性に起因すると信じている意識の新しい転換である。こういう側面で、自立生活は伝統的なリハビリと比較される。
 職業リハビリで問題化していることは障害者が日常生活の活動を適切に修行しなくて生産的な雇用活動に参加できないことである。そのため問題を克服するために障害者は医者、物理治療士、リハビリ相談員のアドバイスと情報に依存しなくてはならない。
 それに反して、自立生活の領域では、障害者その個人に問題点があるのではなく専門化が提供した解決策に問題があると考える。つまり、障害者の選択権を制限する社会に問題があるといえる。物理的な障害物を克服するため障害者はサービスを受ける人としての消極的な態度を捨ててサービス利用者という積極的な消費者としていなくてはならないのである。歴史で自立生活運動と職業リハビリプログラムを別個のもので見なすかについて様々な論難があった。これに対し両者は競争的な客体ではなく相互補完的な概念として理解すべきであるという方式で対立性は解消してきた。職業リハビリ過程である障害者は自立生活サービスを必要とする。また自立生活プログラムを利用する重度障害者も就職するため職業リハビリ申請できる。したがって利用者の状態はプログラムの成果をより正確に診断する方法を開発して職業リハビリと自立生活の相互連係を緊密にするリハビリ専門家の新たな役割が要求されるのである。
 でも、自立生活はより包括的な性格で理解される必要があるのである。自立生活の核心概念である障害者の選択権と決定権は障害者福祉の広義的,協議的分野で全て見地されなければならない基本的な原理で理解されるべきであって,再活的観点で伝統的に重視されてきた治療,訓練、技術確保は自立生活のため提供されなければならない包括てきなサービス体系の下位的概念として設定されるべきである。
 社会福祉実践にとって論議になっている権限付与という概念をみても、障害者のため伝統的なサービス方式が新たな転換点にきていることを確認できるのである。
 権限付与は他人に対する統制力、権威、影響力の所有だけではなく自ら生に対する統制力を得ることだと考えられる。権限付与理論で提示されている病理観点と強点観点の比較を障害者福祉に適用してみると、伝統的に対象化された障害者の権威を再定立する行動戦略が要ることを確かめられる。こういう点で障害者が潜在力を持っている人間としてまた問題解決のため資源として認識して障害者を重視していく変化努力の全過程で障害者の自己決定権を強調するということである。(ヤンオクギョン、キムミオク、1999)

表1−1
*リハビリ領域.
l 問題の定義:身体的損傷、職業技術の欠け、心理的不適応、動議と協力の不足。
l 問題の位置:個人に。
l 問題の解決:意思、物理治療士、作業治療士、職業リハビリ相談員らによる専門的介入。
l 社会的役割:患者/クライアント
l リーダは:専門家
l 要求される結果:最大限のADL(日常生活活動)、心理的適応,殖える動機化,完璧な身辺処理。
表1−2
*自立生活の領域
l 問題の定義:専門家、親戚らへの依存、不適切な支援サービス、建築物の障害、経済的障害。
l 問題の位置:環境の中,リハビリの過程。
l 問題の解決:同僚相談、保護、自助、消費者主権,社会的障害の取り除く。
l 社会的役割:消費者
l リーダは:消費者
l 要求される結果:自己管理、最小限の制限された環境、生産性(社会的,経済的)
                 (G.DEJONG,1981)
表2−1
*病理観点
*個人を“事例”即,診断による症状を持つ者で規定
*治療の焦点が“問題”にある
*クライアントの話は専門家によって再解釈される
*小さい時の傷は成人期の病理を予測できる
*治療の核心は実務者によってできた治療計画である
*社会福祉士はクライアントの生活の専門家である
*個人的な発展は病理により制限される
*変化のための資源は専門家の知識と技術である
*援助の目的は行動,感情,思考,関係の不定的な個人的,社会的結果の症状の影響を減少するのである
表2−2
* 強点観点
*個人を独特な存在即,強点をもつ気質,才能、資源を持つ者として規定する
*治療の焦点が“可能性”である
*クライアントの話はその人を解かり,評価する重要な方法の一つである
*社会福祉士はクライアントの話を認める
*小さい時の傷は人を強くさせるのも弱くさせるのもできる
*治療の核心は個人、家族,地域社会の参加である
*個人,家族,地域社会がクライアントの生活の専門家である
*個人的な発展はいつも開放されている
*変化のための資源は個人,家族,地域社会の長所、能力,適応技術である
*援助の目的はその人の人生と一緒にいつつ価値をハッキリさせることである
    (SALEEBEY,1996−ヤンキョンオク、キンミオク、1999で再引用)

5.自立生活サービス
自立生活プログレムというのは、重度障害者の自己決定能力を増進させて他人依存性を最小化するため必要なサービスを直・間接的に調停して使用者が参加する地域社会を中心にして展開される活動である。
自立生活サービスの目標は障害者が自分の生活を管理して地域社会で自立しながら生きていくように助けるのである。すなわち、自立生活サービスは障害者自ら決定して自分が選択した活動に参加しながら地域社会の活動をできるように助けることである。
現在アメリカ自立生活センターで提供している重要なサービスは次のようである。
  同僚相談
 @同僚相談の核心的機能は経験の結果を共有することである。相談を通して自立生活に必要な実践できる器量が得られる。自分と同一化できる状況にいる障害者に経験は優秀なリハビリ専門家のアドバイスより強い力になる。同僚相談は適切な役割モデルを提供し、自立心はもちろん自分の生活に責任感も持たせるのができる。このサービスを通して障害者がもう他の人から慈善の対象にならないようにし、障害の種類や程度に関係なく自分に対して責任をとるようにすることができる。
 A介護サービス
 介護サービスの目的は自分ができないことを他人に委任して、自分ができることに時間と潜在力を活用させるのである。介護サービスはボランティアと違って障害者が選択権と決定権を持ってサービスを購買する消費者の立場でサービス時間、用度などを決定する。
 B移動サービス提供
 自立生活を達成できるようにする具体的、核心的な移動サービスである。
 C自立生活の技術訓練
 実質的、機能的であり、戦略的な技術訓練で、同僚教育を基本方針としている。そしてこれは障害についての実質的な理解と経験から得られる内容を元にして作られたカリキュラムを基盤として自立生活を達成できる戦略を提供する。具体的な内容は、自らの意思決定の重要性、介護サービスの管理、身辺処理及び日常生活管理、個人財政管理などである。
 D情報提供と依頼
 障害者は直接のサービス以外にも自立生活に影響を及ぼす可能性がある色々の制度や政策に関する情報が必要である。依頼支援は自立生活のためには必ず要るサービスである。情報と依頼は他のサービス機関や地域社会にも提供され障害に対する社会認識の換気や障害者に地域社会とか機関から受けられるサービスや支援を知らせる重要な機能がある。
 E権益保護
 権益保護サービスは自立生活サービスを前の地域社会中心のプログラムと区別させる役をしている。障害者が自分の生活を持って選択権を行使するというのは今までの伝統的、依存的な規範を脱皮して障害者自ら消費者としての権利や能力を認めて行使するのを意味する。
 Fサービス案内及び依頼
 他の機関からの依頼、手話通訳、対読などのサービスを提供する。
 G住宅サービス
 自立生活のための住宅関連権益保護、情報提供及び技術的支援などをする。
 H装備管理、修理及びレント
 障害を最小化させる各種リハビリ器具の維持、管理を支援する。
 I福祉サービスについての相談
 年金医療保護などの制度についての情報提供サービスである。
  
 6.自立生活センター
 自立生活センターは地域社会の元に消費者が中心になって運営する、全障害領域を含め、非収容、非営利機関である。
 自立生活センターの重要使命は、障害領域に関係なくあらゆる障害者が自立的に生きていけるように支援し、サービスを提供するのである。
アメリカの場合、自立生活センターに対する法律はリハビリ法に明示されていて、現在アメリカでは400個以上のCILがあって、これらは権益保護同僚支援などだけでなく地域の要求によって住宅、在宅看護、アクセス、装備及び余暇/レクレーションなどの広範囲な領域にかけて多様なサービスを提供している。
 リハビリ法に明示されている自立生活センターの運営哲学は次のようである。(米教育部リハビリ役所、1998)
A センターの運営方向と政策樹立、意思決定、サービスの実践と経営での消費者による管理
B 自助と権益保護保護
C 同僚関係及び同僚間の役割モデルの発展
D 公共基金、民間基金を問わずに社会、そしてあらゆるサービスやプログラム、活動、設備に対する重度障害者の平等な接近
消費者による運営原則は自立生活センターが他の機関と区別される核心的な原則であり、具体的には運営委員会の半分以上は障害者にすること、重要な決定を下す時の人の中には障害者がいなくてはならない、職員の一人は障害者にすること、などが基準になる。(中西正二、1998)
 又、地域社会に開放されたサービスを提供して地域内の障害者が使用できるオプション
 を増やすようにしている。この中には機関間連系、地域社会の中で必要な変化のための体系準備、技術支援、情報共有及び教育などがある。
 対象者は全障害領域を含め、診断範囲に関係なくあらゆる障害者にサービスを提供して権益を保護するのをサービスの基本方針としている。(米教育部リハビリ役所、1998)
 もちろん、自立生活センターは生活の中心である地域社会を基盤としているから施設生活を止揚する。


*ウリイウッボランティアの話
                イ ドヒョン(暖かい世界作りー大学生)
 ウリイウッ活動を始めて5か月が経った今、ジョンソンお兄さんからその間ウリイウッ活動をしながら自分が感じたことについて書いて欲しいと頼まれて今書いています。初めの内はボランティアが何か、自立生活は何かなども知リマセンでした。ただ、してみればできるだろうという、ちょっと生意気な考えを持って始めたウリイウッ活動。しかし今さら考えてみるとウリイウッ活動に参加したのはよくやったなと思います。
 去年10月ごろウリイウッ活動をし始めました。その前はいつも施設ボランティアだけをしてきましたので、ウリイウッ自立センターのボランティア方式はもちろん、障害者の自立に対しての概念を理解するのも難しいでした。ウリイウッ活動をする前には障害者は自分より物足りない人、自分が助けてあげるべきである人という考えでした。自分がその人たちに助けてもらうのはめったに無くて、一方的に助けるのだろうと思っていました。しかし、こういう障害者に対する自分の考えがどれだけ偏見に包まれていたのか活動をしながら特に、去年ソウルのセミナーに参加してからハッキリ分りました。ソウルの正立会館というところに行った時の感じはいまだに生々しいです。そこの人たちはほとんどが車椅子を乗っていて健常者はあまり見えませんでした。そんな状況で何より先思われたのは、“自分が異邦人みたい”ということでした。つまり、障害者のほうが健常者で自分が障害者ではないかと思われたのです。今まで思っていた障害者に対しての偏見はその時サッパリ無くなりました。今考えてみるとそれは経験不足からきたのではないかと思います。
 この前、自立活動総会で先進国であればあるほど障害者はよく見えると言った所長の話が思い出されます。何よりたくさん見て、たくさん接するとそれに対する興味や好奇心は小さくなります。障害者に対する健常者らの偏見も同じであると思います。
 ソウルのセミナーの参加で障害者の自立の必要性を心から感じましてから、自分のボランティア活動には多くの変化がありました。今はウリイウッにいるお兄さんを本当に“お兄さん”と呼べるようになりましたし、ウリイウッに行くのに気軽く行けるようになりました。そして後でもずっとこういう気持ちで行きたいと思います。
 前の話です。ドンフン兄、ジョンソン兄と市内に行くためバスに乗ったことがあります。その時、思ったほどバスに乗るのが難しくなかったのに驚きました。そして感じたのは、バスの中の二,三人ぐらいが手伝ってくれると障害者がバスに乗って地域社会に出るのはそんなに難しいことではないということでした。もちろん、ノンステップバスが普遍化されるとそれ以上は無いと思いますけれども。
 凛々しいギテ兄、いつも楽天的な性格のドンフン兄、いつも顔に微笑みがこぼれるジョンソン兄たちと一緒にいたり、話し合ったりすると、お兄さんたちの障害は見えなくなります。ただ、隣のお兄さんにしか。いや、もしかすると、こういう考え自体が自分の偏見であるかも知れないです。こういう事も考えずにお兄さんたちをただの健常者と同じように考えなくてはならないと思います。続けて活動をするといつかはそういう偏見もなくなると思います。ウリイウッの活動をしながら、障害者に近づくのは健常が者に近づくのと同じものであるのがわかりました。そして障害者と健常者を同じまなざしで見るようになりました。これからもウリイウッを通していろいろ学びたいと思います。

*峠を越しながら。   ジュ スッザ(ウリイウッ代表,社会福祉士)
ゼロからできるという信じ一つで始めたウリイウッ自立生活センター!そのため辛い事もたくさんあり、倒れそうなときも会ったけれども、その時には必ず克服の道があって、立ち直るのができた。
ウリイウッ自立生活センターの体験室でありながら事務室であるここは、最初からセンター名義で登記をしてあった。それで税務署ではアパートだけど事務所で認められてきて、市庁からはN.G.O団体で認められた。しかし、住宅銀行の貸出金通帳の名義をセンター名義にするのに問題ができた。住宅銀行では国からは個人名義で貸すのはあるけど、団体にはできないと言うのだった。方法は借りたお金を全部返すのと元の持主に了解を得てその名義で分割払いをする二つしかなかった。センターとしては19年間すこしずつ払えば良いと思い、他の貸出金のことばかり考えていたのに。
 元の持主に頼んで何ヶ月を耐えた。でも事業をしていたためその人も安心できない状況だった。そして何回も頼みつつ来たけどもう返さなくてはいけない事情ができた。金融権の情報共有で分割払いが元の持主の負債になって事業に被害があると言うことだった。そのため名義を変えて欲しいと頼まれつつ、一方、銀行からもお金を返す方法しかないと言われた。元の持主にこれ以上頼めないことになってもう返す方法を考えなくてはならなかった。前から考えてきた“一日カフェ”をしてチケットを印刷し運営委員、ボランティアを通して販売に入った。団体も多く、行事も多く、チケット販売が難しくてボランティアにチケット販売さえ頼んで申し訳ない気だった。一日カフェの数日前ボランティア一人がウリイウッ事務室に尋ねていくらの金額を利子無しに貸してくれた。とりあえず貸してもらってカフェ行事から利益が出ると返すつもりだった。でも行事当日チケットを購入した人もあまりこなくなって、チケットも予想より戻ってくるのが多かった。それにもかかわらず多くのボランティアは準備する期間から当日まで自分の事のように手伝ってくれた。久し振りに知り合いを会えて良かったし、ボランティアが多すぎて幸せだった。結果に関係なくウリイウッ宣伝もしたし、多くのボランティアと会えてよかった。チケット販売に参加してくれた会員たちとボランティアにありがたいと思っている。そして場所を無料で貸してくださったバッヒロクさんにもありがたいという気持ちを伝えたい。一日カフェを決算した結果、貸出金を返すにはものすごく足りなかった。でも前あるボランティアから貸してもらった金のおかげで大丈夫だった。足りないお金に対し、人を送って前もって準備させる精密な神様の深い心を感じるのができる大事な経験だったと思う。
* ウリイウッ自立生活の体験ホーム生活を通して一人の重度障害者が実際に自分の家で自立生活をしている。
アパート掃除が終わったとしてもまだ内部の生活は不便だから改造をしてから入ると思ったが彼はセンターの仕事が終わるや否や自分の新しい家に向かう。待ち遠しい自分の空間ができたのが嬉しくてしようがないらしい。この姿を見ていたドンフンさんは“多分僕も自分だけの家ができたら早く家に行きたいと思うはずだ”と言う。誰だって自分だけの空間は欲しいだろう。
 彼がアパートに入居することによってアパートの周りの環境に多くの変化ができた。韓国住宅工事‐広州支社の支援で、オチ洞市営アパートの全体に入り口の傾斜路の拡大工事が実施されて、障害がある当事者の家には水道工事や浴室、ベランダ、入り口の改造工事をウリイウッ自立生活センターで支援した。そしてボランティアも派遣した。彼はウリイウッ福祉部幹司だから毎日自分の家からウリイウッ事務所まで出勤する。もううちのセンターにも自立生活実際モデルができたのだった。やっと人たちはウリイウッの役割を理解するらしい。
 毎朝、会議を行っているが、ある日ドンフンさんがこう話した。昨日、入浴当番のボランティアがボランティアを希望しているひとが来た時、職員も詳しく説明するのを見て感心した、うちのボランティアは本当にすばらしくてありがたいと思っている。
  今、知的障害者がうちで自立生活体験をしている。
* 知的障害者の自立生活!
みんな不可能だと言っているけど、うちは挑戦している、知的障害者も地域住民の一人として生きて行くように我らはいつまでも努力するつもりだ。
 ウリイウッは重度障害者も自分の障害に関係なく一人の人間として認められ、こういう人が地域社会にだんだん出て来られるようにして本当の意味の社会統合になるように精一杯努力します。

*ウリイウッ掲示板*
・ 子供と未来(団体名)支援で自立生活体験ホーム改造工事をしました。
(ウチの体験室はバリアフリーになりました。)
・ 福祉部のパクジョンソン幹司が自分の家で自立生活を始めました。(家具準備に協助してくれたみなさんにありがたく思います。)
・ 障害者の自立生活ゼミーを開催ました。
 主題:重度障害者の地域社会での自立生活の可能性と実践方法
 日付:2002.6
 場所:広州大学校 ホシン館3階 小講堂2
 主館:ウリイウッ自立生活センター
 支援:広州社会福祉共同募金会
・ ウリイウッボランティア団体
―移動ボランティア
 KBS模範運転手会 外2つの団体と6名
―家事ボランティア
 オチ社会福祉館 外3つ団体と5名
―入浴サービス
 ベサンヨル 外12名
―外出サービス
 オチ社会福祉館 外1つ団体と1名
―応急サービス
 アンソンジュ 外2名
   *愛の分かち合い(2002.4.1〜5.31)
   収入総額(2,087,852)
1. 個人後援(1,636,000)
2. 教会、団体(45000)
3. 利子収入(1852)
4. 物品後援
支出総額(12,821,820)
 事務費:238,450
 福祉費:190,000
 製作費:360,000
 発送費:140,870
 交通費:183,800
通信費:99,660
借り返し:11,219,040
利子返し:390,000
 一日カフェ報告
 総収入(3,937,500) 総支出(479,190)
 

*障害者自立生活体験ホームって?
施設や家庭から離れて自分の自立生活をしたいと希望する人に対し実際に自立生活を体験させる所です。アパートを申請して、自立生活プログラムを受けてから地域社会の自分の家で実際に自立生活をし始めになります。

 **後援口座番号**
農協 :601173−51−037632
郵便局:502997−01−002072
国民銀行:571−01−0070−424
広州銀行:079−107−316378   
 (預金主:ウリイウッ)振込み番号:7661031
* 会費は100円以上です。

ウリイウッ障害者自立生活センター
 Tel062−264−3107,016−626−3157
http//www.need815.chris.co.kr
E-mail:need815@hanmail.net


3 自立生活センターのリスト

2005年11月15日現在
編集・翻訳 DPI日本会議事務局

地域

団体名

代表者
所長

所属

公的支援

アドレス
電話/ファックス
ホームページ
京畿 富川市重度障害者自立生活センター(準) ファン・チョルチュ(男) 連合会[1] 京畿道富川市ウォンミ区チュンイ洞チュンイ住公APT104棟106号
032-613-6828/
http://caf_.daum.net/bdjc21
ソウル 陽川障害者自立生活センター イ・アンジュン(男)
イ・サンホ(男)
連合会 ソウル市支援 ソウル市陽川区新月6洞1002-18
02-2608-2979/02-2698-7120
http://ycil.org/
ソウル フレンドケア ソ・ジュグァン(男) 連合会 ソウル市支援 ソウル市龍山区孝倉洞235-1孝洞ビラ1階
02-703-8279/02-701-7912
http://friendcare.org
ソウル ソウル障害者自立生活センター パク・チャノ(男) 連合会 試験事業[3] /ソウル市支援 ソウル市松波区巨余洞293-1セシンファミリータウン301号
02-404-0920/02-404-0930
http://www.scil.or.kr/
ソウル 蘆原(ノーウォン)自立生活センター

ピョン・ヘンスン(女)
連合会 ソウル市蘆原区中渓洞360-9トゥタビル(B棟)503号
       /02-936-6533
http://caf_.daum.net/nowonIL
済州 済州障害者自立生活センター コ・グァンチョル(男) 連合会 試験事業 済州島済州市イド2洞1069-21(法院北1路63号)建友住宅1階
064-751-9100/064-751-9101
http://www.jcil.or.kr
慶南 鎮州障害者自立生活センター(準)

チョン・チュンジェ(準備委長)(男)
協議会[2]加盟申請中 慶尚南道鎮州市サンデ1洞297-1番地東星ビル5階103号
055-761-8874/055-761-8874
http://www.jjcil.co.to/
ソウル 江西障害者自立生活センター(準)(旧ムルグナムセンター) ホン・ジョンピョ(男) 協議会加盟申請中 ソウル市江西区加陽2洞1472-1
http://caf_.daum.net/GJKSS
光州 開かれた門障害者自立生活センター
キム・ラン(女)
協議会 光州広域市南区チュウォル洞1032-10番地
062-672-0195/
http://caf_.daum.net/opendoorcil
光州 私たちの隣人(ウリイウッ)障害者自立生活センター チュ・スクチャ(女) 協議会 試験事業 光州広域市北区オチ洞953-5番地
062-264-3157/062-269-3157
http://caf_.daum.net/GCIL
大田 ハンバッ障害者自立生活センター
ナム・インス(男)
協議会 大田広域市西区トゥンサン洞1300番地
042-486-2373/042-489-3447
釜山 釜山障害者自立生活センター(釜山サンファ) ソン・ソンミン(男) 協議会 試験事業 釜山広域市北区ファミョン洞2275-6ソンムンタワー4階403号
051-338-2287/051-361-2247
http://www.bcil.org/
ソウル 重度障害者独立生活連帯 ユン・ドゥソン(男) 協議会 ソウル市支援 ソウル市龍山区孝倉洞5-134ハンボッ会館3階
02-716-0302/02-716-3123
http://ilkorea.org/
ソウル 江東障害者自立生活センター キム・ウンホ(男) 協議会 ソウル市江東区高徳1洞534番地
02-485-0546/02-485-0546
http://www.kdcil.com/
ソウル 城東障害者自立生活センター チェ・ヨンギ(男) 協議会 ソウル市城東区トソン洞14シンハンネクステル401号
02-6214-3525/02-6008-3525
http://www.knil.org/
ソウル グットジョブ障害者自立生活センター キム・ジェイク(男) 協議会 ソウル市江南区駅三洞696-6松原ビル302号
02-564-9204/02-554-9205
http://www.googil.or.kr
ソウル ピノキオ障害者自立生活センター チョン・マンフン(男) 協議会 試験事業/ソウル市支援 ソウル市東大門区祭其洞137-20番地
02-967-4540/02-921-4541
http://www.ilpnc.com/
ソウル 広津障害者自立生活センター(WILLセンター) パク・ホング(男) 協議会 試験事業/ソウル市支援 ソウル市広津区中谷4洞91-22番地1階
02-3437-2092/02-6081-4159
http://www.wcil.or.kr/
ソウル ノドゥル障害者自立生活センター パク・キョンソク(男) 協議会 ソウル市鐘路区明倫洞1街29-4番地テボビラ101号
02-766-9101/02-766-9101
http://www.ncil.or.kr/
ソウル 瑞草障害者自立生活センター(独立生活ビジョン21) チェ・グァンフン(男) 協議会 ソウル市瑞草区牛面洞66-2セシン商街603号
02-575-7616/02-571-7315
http://www.sccil.or.kr/
ソウル 銅作障害者自立生活センター キム・ヘリョン(男) 協議会 ソウル市銅雀区大方洞336-6ムンインオフィステル601号
02-811-1046/02-6008-3679
http://caf_.daum.net/DJCIL
ソウル 城北障害者自立生活センター イ・ウォンギョ(男) 協議会
ソウル 中浪障害者自立生活センター 協議会 ソウル市中浪区ムク1洞35-22
02-948-0690/02-6008-5607
ソウル 韓国自立生活ネットワーク 協議会
蔚山 蔚山障害者自立生活センター ソン・ヒョンジョン(女) 協議会 蔚山広域市南区夜音2洞565-27番地
052-267-6945/052-267-6944
http://www.ucil.or.kr/
仁川 柱陽区障害者自立生活センター 協議会 仁川広域市柱陽区ケサン1洞988-27
http://caf_.daum.net/gyeyangu
仁川 仁川障害者自立生活センター 協議会
全北 全北手押し車障害者自立生活協会 イム・ヒソク(男) 協議会 試験事業 全羅北道全州市完山区平和洞230-27平和住公APT403号横
063-227-0992/063-224-8734
http://sonsure.cybersodo.com/
全北 全州小さな者の自立生活センター イム・ミヨン(女) 協議会 全羅北道全州市完山区東西鶴洞866-13 104号
063-285-5538/
http://caf_.daum.net/kkj1516
忠北 忠北障害者自立生活センター 協議会 忠清北道清州市興徳区カギョン洞1508-1番地中小企業支援センター3階6号
        /043-236-6564
http://cbil.or.kr/
江原 江陵障害者自立生活センター チャン・インソン(男) 江原道江稜市橋1洞935-1 CBS放送局1階
033-646-3210/033-644-7046
http://www.gnucp.or.kr
京畿 京畿障害者自立生活センター http://caf_.daum.net/GGCIL
慶北 慶州天馬障害者自立生活センター(準) キム・ウンユン(準備委長)(男) 慶尚北道慶州市東川洞464-1
054-745-2255/054-771-9446
光州 光州西区障害者自立生活センター 062-384-6462/062-454-6462
http://caf_.daum.net/KJWILC
大邱 踏み石ILセンター ソ・グァンフン(体験室担当)(男) 大邱広域市東区孝木1洞87-7
053-637-8342/053-953-9460
http://caf_.daum.net/dilcenter
大邱 タルクボル自立生活センター(準) http://caf_.daum.net/daeguIL
大邱 大邱明るい明日自立生活センター チェ・チャンヒョン(男) 試験事業 0505-544-6544/
ソウル ソウル知的障害者自立生活センター キム・クンブン(男) ソウル市支援 ソウル市陽川区新正2洞129-21ムンソンビル201号
02-2654-0803/02-2654-0564
http://www.samr.or.kr/
ソウル 冠岳障害者自立生活センター カン・ヒスク ソウル市冠岳区新林洞関東ケースルオフィステル304号
http://caf_.daum.net/rehabkhs
仁川 富平区障害者自立生活センター(準) キム・ギョンホン(男) 仁川市富平区葛山2洞394-13
032-523-0452/032-523-0452
http://caf_.daum.net/2wheel
忠南 ターハム障害者自立生活センター シン・サンジン(女)
イ・ヨンギョン(女)
試験事業 忠清南道天安市双龍1176番地チンジュビル4階
041-574-5885/041-575-2858
http://cafe.daum.net/ccil01
機場郡重度障害者自立生活センター http://caf_.daum.net/gijangCIL
ピッコウル(光の鏡)障害者自立生活センター http://caf_.daum.net/gil5250
セウム(夜明かし)自立生活センター 053-637-6054/
パズル自立生活センター
ハンマウム(一つの心)障害者自立生活センター

註 [1[韓国自立生活センター連合会
  [2]韓国障害者自立生活団体協議会
  [3]保健福祉部による試験事業。2005年から全国10ヶ所のILセンターで、政府より1500万円の資金援助が試験的に出されることになった。各センターへは、900万円は地方自治体から、600万円は中央政府から拠出されることになっており、資金の用途は、1500万円のうち400万円はCILの運営費、残りは介助者派遣に使われることになっている。