障害フォーラム・マンスリーアップデイト
(障害分野NGO連絡会議ニュースレター)

2000年10月
2000年11月
2000年12月
2001年1-2月
2001年3月
2001年5月
2001年9月
2001年10月
         (抄訳  中西由起子)



2000年10月


プログラムニュース

PSBI (パール・S・バック・インターナショナル)
 御存知のように、 PSBI ベトナムは聴覚障害児のために国立教育科学研究所 (National Institute of Educational Sciences) との共同でベトナム でインクルーシブ教育を行っている。
 10月の活動計画 普通校での診断
         北部の幼稚園と小学校での授業の実演
         手話言語の収集
         会議
 PSBI は、2000年10月9-24日にカナダ・エドモントンで開催される「地域社会での障害をもつ子供のインクルージョンに関する第6回国際会議」に国立教育科学研究所長官Dr. Trinh Duc Duyと特殊教育部長Tran Kieu を派遣する。

ODTA
 ODTAは、2000年8月9-11日ダナンで開かれた雇用会議の英語とベトナム語での報告を完了した。それには、会議の主要点と決議、全講演に言及した短い概要が含まれている。全出席団体には来週届くことになっている。入手希望者はODTA934-4853 に連絡をすること。御苦労さまでした!

IFRC (国際赤十字赤新月社連盟)
ベトナム赤十字社 (VNRC) 障害弱者援助プログラム:
 IFRC は、VNRC の枯れ葉剤によると思われる者を含める障害弱者援助の開発、実施の際に、VNRCに協力し支援する。1999年末のIFRCネットワークを通して始った国際アピール後に、アメリカ赤十字社とスイス赤十字社は支援を承認した。プログラムは試行段階が7省の試行地で始まり、その後次第に20省ほどに拡大するであろう。
 試行対象へのIFRCの支援とVNRCの援助の両方は長期を意図している。 データは編集され、地域社会調査が試行地で実行された。慢性疾患や障害をもつ弱者とその家族への最初の援助供給開始のための準備が行われた。ニーズ評価に続く支援範囲は、多くの異なったフィールドとなる可能性が高い。例えば、
− 基本的、緊急ニーズを満たす最初の救援
− 住宅条件の向上
− リハビリテーション( 治療 / 外科手術、機能訓練、CBRを含む)
− 移動機器
− 教育と職業訓練へのアクセス
− 所得創出(家族の生存のために)
他のタイプの支援が、地域社会等の意識を高めながら、心理的社会支援のニーズを満たすであろう。
VNRC本部、試行地とIFRCからの赤十字社スタッフのためのワークショップが、プログラムの第1段階の計画と活動を討議、合意する目的で9月末にフエ開かれた。

VNRC 地域に根ざした社会事業プログラム:IFRC は、10年間の地域に根ざした社会事業プログラム(1996-2005)の開発と実行においてもVNRCへ長期の援助を行っている。 このプログラムは、VNRCスタッフとボランティアが直接参加の方法で働くこと奨励し、社会事業と地域社会開発アプローチと方法を使って、ローカルなレベルでの反応を向上させるために社会事業におけるVNRCの能力を強化することを目指している。 国全体でVNRCの全レベルを対象に様々な段階での訓練と、マニュアルと実務的なガイドラインの開発が、このプログラムの主な活動である。プログラムのもう1つの重要な部分が小規模のプロジェクトへの支援であり、そのいくつかは直接障害者を対象としている。 ながながとした説明を省くために、興味に応じて後でこれらのプロジェクトについての情報を提供する。

TDCSE (特殊教育訓練開発センター)
 
TDCSE はハノイ教育大学 (Ha Noi Pedagogic University) にあり、2001年に計画されている特殊教育学部の設立準備のために5年前に設立された。 センターの3つの主な機能は、特別なニーズを持つ子供の教育の分野での 訓練、研究、相談である。
TDCSE の活動:
 − 2000年9月に、センターは最初の4年間の学士レベルの聴覚障害児教育教師訓練コースを始めた(2000-2004)。
Thai Binh, Thai Nguyen, Yen Baiなど様々な省からの良い成績で全国入学試験に合格した23人の学生が今月研究を開始した。
4年の訓練の後に、彼らは直接耳が聞こえない子供たちと共に働く教師の役割を果たすことができるし、または、特殊教育のセンターや施設での研究者、あるいは全国の師範大学と総合大学で講師としてして働ける。
 − それのほかに、センターは1999年10月から2001年12月までの2年間継続される実地訓練コースを実施するため、ホーチミンの幼稚園教師訓練大学と協力している。 このコースに参加するのは、それらの団体のマネージャーや教師のような様々な役割の41人の学生である。彼らの専門領域は3つに分けられる。
*聴覚障害児の教育
*知能障害児の教育
*視覚障害児の教育
 − 2000年8月に、2つの短期訓練コースがCan ThoとHa Noiで行われた。 指導を行ったのはセンターのスタッフであった。知的障害児の仕事をしているが適切な専門的な知識を得てこなかった教師とスタッフを対象とした。Can Thoでのコース(2000年6月12ー16日)には知的障害児のための特殊教育の分野で働いている46人の教師が集まった。 彼らは知的障害を持つ子供たちに関する基本的知識を授けられた。29人の参加者が ハノイの訓練に出席した。
 −去年の夏、聴覚障害児早期療法開発支援プロジェクトでも、聾学校の教師のための早期療法に関する基礎訓練コースを実施した。 2週間(2000年8月14−25日)に渡りセンターを会場に行われた。
 − 2000年11月にホー・チミン市で早期療法プロジェクトの第2番目全国会議を開催する。 早期療法分野で働くかそれに関係する人々にとって、これは、プロジェクトの1年間に実施した活動を再検討し相互に経験を学ぶチャンスであると考えられる。
 − 2001年3月に、センターと オランダのKomitee Tweeとの新しい協力プログラムが始った。 弱視と全盲の子供の教育プロジェクトが2001から2003まで2年間継続するように計画されている。

英国セイブ・ザ・チルドレン (SCF UK) :10月にSCF UKは障害児者を対象とする様々な活動を行う。
* 障害者と非障害者との交換協議を発表する記者会見を開催する
* 障害者の雇用を促進する
* 障害者が作った製品を紹介する
* 障害者のショーとスポーツ活動を支援する
* 障害児の母親会を開催する
* 障害児に焦点をあてた子供の可能性プログラムに取り組む

今後の行事

HVO: HVO は10月12日と13日にハノイでベトナム看護協会 (Vietnam Nursing Association)の年次の会議を後援する。 今年は協会の10周年記念となる。 アメリカの看護協会 (American Nursing Association) 元会長Robert Piemonteが出席する。

障害をもつ人の組織:以前はグループ一にすぎなかったが今公式に市当局によって認知され認定された、ホーチミン市障害者青年協会 (Association of Disabled Youth of HCMC) が2000年10月21日に会議を開く。 108人の会員をもつ障害当事者の組織である。

記事

Sunday Viet Nam News (2000年11月19日)

勇敢な少年は子供の権利のために激しく戦う準備ができている(Tri Binh記)
 活発なティーンエージャーであるLe Van Cuongに何が一番欲しいかと聞けば、休憩時間に運動場で同級生の仲間に入ることと、彼の答えは素早く確かである。
 けれどもこれまでの8年間、14才の Cuongが学校に来始めたときからそれは拒否された。
 理由は単純である。 Cuong は生まれつきの内反足であった。
 彼は短い距離を注意深く一歩一歩と歩き続けることができる。 そのため彼は典型的な鬼ごっこ、ボール遊び、かくれんぼから仲間はずれにされる。
 代わりに彼は教室に残って余分の勉強をする。 それはうまくいった。彼は数学と英語がよくできると教師に見られ、省教育サービスが報酬をくれた。
 けれども特別な障害者であるということなのか? それは少しこの頭が良いティーンエージャーを困らせる。 「僕は普通の子供でいたいんだ」、と彼が秘密でしかし確かに悲しんで、でも打ち明けてくれる。
 学校での目障りなことや、時たまの彼の知識や理解のなさに対する同級生からの残酷なあざけりから離れ、彼は家にいるのを気楽に思っている。
 彼は学校と同様、家でも勤勉である。親のために家の世話をし、農作業から親が帰っきてからの食事を妹 Hien が料理するのを手伝っている。
 けれども容易に暮らすための同情は欲しない。 いつものバイクでの息抜きで田舎一周や、コンピュータゲームの集まり、学生集会に彼を連れて行く親友は同情を見せる。
 彼は ハノイの60km 北のビン・プック省 (Vinh Phuc Province) の ビン・ツオン 地区 (Vinh Tuong District)で勉強し、自分ががそこで唯一の障害者ではないことを認めている。
 面白いことに、ビン・ツオンの障害児が、Radda Barnenとしても知られているスウェーデンのセイブザチルドレンの資金によって始められた、地域社会での障害児統合援助プロジェクトに促され小学校に入れられたのはたった10年前にすぎない。
 Cuong は地域社会の熱心な支持を受けてこのプロジェクトに受け入れられた最初の一人であったが、まだ家からおよそ1キロの地元の学校に毎日妹におぶわれて通わねばならなかった。
 Radda Barnen東南アジア地域事務所プロジェクト担当官のTa Thuy Hanhはこのプロジェクトが、外の世界に連れ出されることによって自分たちの責任を考えると、もっと傷付く危険を招くという障害児の親が固持している習慣的な信念を変える助けになっとと説明する。
 Radda Barnen代表者のBritta Ostromは、省や地区のレベルにおいて教育訓練省が学校に行くことによって外の世界に障害児が統合されることを奨励することを約束していると言っている。
 しかし障害児に対する態度に顕著な変化があり、地元の親の会の金銭的、精神的支援と相まって貧しい障害をもつ生徒を支援するように変わった。
 それは、Cuongのような人々やその他多くの人たち良い教育だけではなく地域社会の支援を受ける助けとなっている。

Vietnam News (2000年11月30日)

ホーチミン市で始まる障害啓発週間
 ベトナムは12月3日日曜日の国際障害者の日に応えて一週間続く啓発キャンペーンを始めた。
 イベントはホーチミン市の文化労働宮殿で月曜日に始められた。
 ホーチミン市で障害児によって80枚の絵と37の写真の展示会も予定されている。 セミナーでは若い障害者の人々と雇用、及び女性障害者と結婚が論じられる。 障害児のための資金集めとしてギャラナイトもある。
 一週間続くイベントは、ホーチミン市障害児救済協会 、青年障害者協会とホー・チミン市孤児支援協会が後援する。
 ホーチミン市には国の5百万の障害者と百万の障害児のうち、7,000人の障害児を含むおよそ70,000人の障害者が住む。

求職

コンサルタント希望
 
開発経済学の訓練を受け、今はプロジェクト開発を専門としている。 訓練と動機付けのジェネラリストとして、戦略上の分析と概念的な仕事 − 例えば、他の人たちが問題抱えている構造の識別、そしてその明確で簡潔な記述を得意とする。 研究とインタビューの実施、同様に、プロジェクトの組み立て、つまり自分の思考方法を論理的枠組みで示すことが上手である。論理的思考は自分にとって「付属品」ではなく本当の道具となっている。 私の研究とデザインの仕事は、しかしながら、中間的期間(2-6年)を中心とした実際的なものである 現実的なプロジェクトデザインをつくる十分な実行経験も持っている。
 最後に、かなり参加型のアプローチを取っているので、地元参加者が一般に自分たちの関心が私の仕事に反映されさていると感じ、プロジェクトが進展する前に組み込まれている。 加えて、最近、多くのワークショップの開催、英語編集、議事録と報告書の最執筆をした。
        Aylette Villemain 、
        国際開発コンサルタント
        avillemain@netnam.vn


2000年11月


プログラムニュース

PSBI (パール・S・バック・インターナショナル):ベトナム (Vietnam) での、国立教育科学研究所 (National Institute of Educational Sciences、NIES )と共同での聴覚障害児インクルーシブ教育の11月に我々の活動は、
    聴覚障害防止会議
    聴覚障害成人のリーダーの全国会議
    小学校での樹病の実演(北)
    教師訓練レベル II (学齢前と学齢期 / Bグループ)
    手話言語収集

VVAF :興味を持つ人たちのために、 VVAF は最も最近の地雷モニター2000(LandMine Monitor 2000)を所有している。

VIETCOT :
 オーダーメイド・プログラム  VIETCOT はベトナム NLRが支援する9人の参加者のために2000年10月に始まる技能向上コースを開発した。 コースは下肢義足の訓練を行い、結合されたアプローチをとっている。 理論科目は2000年10月 - 2001年6月に教えられる。
 補装具一年間訓練  新補装具訓練コースが実施され、2000年11月にまた始る。 終了後に、国の証明書が労働者社会問題大学( College of Labour and Social Affairs COLSA )によって発行される。 コースの定員は2000年10月25日後に入学する15人となる。 この追加のプログラムは HVO の多額の金銭的援助によって実現された。
  補装具の追加コースが義肢コースと6カ月実習を完了した訓練生に提供される。

これからの行事

VVAF :Patrick BrackenとJo Nagelsはタンザニアのモシで開催された会議に出席した。 会議は 国際義肢装具協会が開催した。 会議の主な論題は適正技術に関するプノンペン で行われた以前の論議を中心としていた。

WCI:10月16日にピア・グループの会合を開いた。 障害児を連れてきて彼らが会合を開いて互いに助けあう方法を見つけさせる一種のソーシャルワークであった。
 11月に、WCIは障害児のベースラインデータ調査を行う(日程はまだ決まっていない)

HVO :第二回 HVO 「チームワークショップ」が11月6日の週にダナンのリハビリテーションセンター、11月13日の週にバックマイ病院 (Bach Mai Hospital) リハビリテーション科で行われる。

VIETCOT :整形外科経費に関するセミナー
 整形外科装置のコスト計算、製造に関する通常経費とワークショップ組織化のためのセミナーが VIETCOT でリハビリテーション 部門で働いている人たちに提供される。 2000年11月の半月で予定され、今まで大いにベトナムのために過去にこの非常に面白い分野で貢献していたDr. DiplIngBernhard Mietheが行う。

障害当事者組織:ホーチミン市の ADY の10月28日の会議は委員会の15人の委員を選出した。 彼らは11月にSCF UKが後援する障害者のための活動をするために、HCMC孤児・障害者支援協会 (Society of Support for Disabled and Orphans of HCMC) と社会福祉協会 (Association of Social Welfare) と連携する。活動とは、障害文化貿易祭、障害児の母親の円卓会議と障害者のキャンプである。

国際・地域ニュース

障害当事者 の組織:その大部分が障害者であるハノイ(Bright Future)とフエの6人が、2000年10月27日から11月17日までオレゴン州ユージーン で開かれている米 ベトナム交換プログラムに出席している。 MIUSA(Mobility International USA)が主催している。
 障害者青年協会 (Association of Disabled Youth、ADY )とホーチミン市盲人協会からの3人の障害者がアジア大平洋DPIと SFC UKの支援で、2000年11月15-19日にラオスのビエンチャンで開かれるLeadership Training Seminarに出席する。
ADY のMs. Vo Thi Hoang Yenは、2000年12月3-7日にハワイのホノルルでの第2回自立生活サミットに出席する支援を受ける。

情報の要請

VVAF :ベトナムでの車椅子製造はもうひと押しのようである。 障害分野で働く団体が国内での車椅子必要条件についての情報を集め始めるたほうが良いと思われる。 何台の車椅子が必要とされるか適正な考えを持っているなら、市場に車椅子が溢れることを妨げる。 車椅子の過剰供給は、車椅子を必要としない人々が車椅子を受け取るという余分な問題を起こし、善行より害となる。

社会のニュース

VVAF :団体は関心を示し、クリントン大統領が自分たちのプロジェクトへの訪問案をまとめ上げることを提案する。


2000年12月

プログラムニュース

PSBI :2000年12月の活動
     耳鼻科移動派遣団
     普通学校での診断
     小学校(北部)のための実演クラス
     レベル III教師訓練( 幼児、初等教育)
     手話用語収集
     プロジェクト評価

これからのイベント

ODTA :2つのワークショップが2000年12月に計画されている。 最初のワークショップはハノイで2000年12月18 - 19日に、国民会議社会問題委員会と共同で、障害に関する政令 (Disabilities Ordinance)実施の検討を予定している。 2番目のワークショップは、障害者の雇用(障害者の企業で起きていること、障害者の一般企業での雇用に関するる対話)について労働障害者社会問題省( MOLISA )と共同で開催される。 これは2000年12月21-22日に予定されている。 2番目のワークショップはもNGOsや 障害をもつ人との間で対話と交流を続ける機会であり得た。

PSBI :全国聴覚障害者教師会議 (A National Conference of Teachers of the Deaf)が Danang で2000年12月8-12日に予定されている。 活動にはおよそ300人の参加を必要とする。その中には、聴覚障害者、教師、教育分野や役人とインクルーシブ(IE)教育分野で働く他のNGOがいる。 目的は IEに関する新しい、教育的、専門的な概念を知らせることである。 外国人専門家数人による情報と技能の分かち合いが期待される。
    2000年11月15-19日からラオス (Laos) で開催された障害者インターナショナル(DPI)が後援する第18回アジア- 太平洋指導力訓練 / セミナーへ成人聴覚障害者と手話通訳者が派遣された。

国際障害者の日、12月3日、のために:国際障害者の日 (International Day of Disabled Persons) を祝う週間が、ホーチミン市で2000年11月27日から12月3日まで行われる。 この注目に値するイベントは、ホー・チミン市ベトナム障害者・孤児支援協会 (Society of Support for Vietnamese Disabled and Orphans of HCMC)と HCM 障害児救済協会 (Save the Disabled Children Association of HCMC )、 青年障害者協会 (Association of Disabled Youth (ADY)) が、セイブザチルドレン (SCF UK) 、労働文化宮殿 (Palace of Labour Culture) 、 Suoi Tien 観光と青年文化ハウス (Cultural House of the Youth) の後援で開催される。 青年障害者の雇用と、女性障害者の結婚と家族生活の2つのフォーラムもプログラムの活動として計画されている。
 23 Lac Trung Stにあるハノイ 盲人リハビリテーション・職業訓練センター (Hanoi Rehabilitation and Vocational Training Center for the Blind (HRVB)) で12月1日に国際障害者の日祝典会がある。 これはハノイ障害者・孤児支援協会 (Society of Support for Hanoi Disabled and Orphans (SSHDO)) とBright Future for PWD) 、ハノイ盲人協会 (Hanoi Association of the Blind) 、 HRVB、ハノイ障害者文化スポーツクラブ ( Culture and Sports Club for PWD of Hanoi (CSC)) の交流の会議でもある。

HI (ハンディキャップ・インターナショナル):Lam Dong 、 Khanh Hoa 、 Quang Tri 省とホーチミン市 (Ho Chi Minh City) で CBR プログラムを支援するために、ベトナムHI は、ホーチミン教員養成大学 (Ho Chi Minh Training Teachers University) と医療薬学大学 (Medical and Pharmacy University) と共同でこれらの省の12人の治療医者と技術者のためのCBR教師訓練コース (CBR Teachers Training Course) を開催してきた。 コースは彼らがプログラムの一部である、地域社会でソーシャルワーカーを独自に訓練する仕事を助けている。 これは9つの不連続のモジュールを使った18カ月(2000年6月−2001年12月 ) のコースであり、1つのモジュールはやろうとする意欲の訓練方法を専門とし、7つのモジュールがリハビリテーション技術に関して、1つのモジュールが最終試験のためである。 「脳性小児麻痺」のトピックがある3番目のモジュールは 2000年12月に実施される。

HVO : HVO は12月4日の週にBach Mai Hospitalで教師訓練のイベントを後援する。

地域のニュース (News)

HI :12月3日の国際障害者の日を祝うために、移動障害者のための21キロのマラソンがカンボジアのSiem Reap で HI によって行われる。 3人のベトナム人 がこのイベントに参加するよう招かれている。 しかし彼らの参加の可能性は、パスポートとビザが間に合うかどうかによる。

障害フォーラム (The Disability Forum)
 障害フォーラム は2001年ポスター / カレンダーを印刷した。 障害者のバレーボールプレーヤーの写真は ICRC からである。障害者の権利についての去年のメッセージに合わせて、今年のキャプションは「障害者が文化的、身体的訓練やスポーツ活動に参加するための好ましい状態を享受すべきである ー 1999年7月10日の条例 No.55 /1999/ND-CP」である。2,000部がこれまでのところ印刷され、障害フォーラム事務所において無料で手に入る。




2001年1-2月

プログラムニュース

PSBI :PSBI の1月と2月の 計画
 − 地区でモニタリングや親の訓練のような活動を継続。
 − 2001年1月: 2001年1月10ー17日に国立耳鼻咽喉研究所 (National ENT Institute) で、選ばれた省の医者のために視覚聴覚障害調査訓練コース。
 − ベトナム手話( VSL )の 本とテープの第2部を製作するために、去る2000年12月のVSLワークショップで集められた226の新しいサインを編集。
 − 2001年2月:さらに新しい250のサインを集める、もう1つの VSL ワークショップ。

Bright Future:2001年に計画されたBright Futureの活動:
 − ハノイ障害者・孤児支援協会(Society of Support for Hanoi Disabled and Orphans)の下で多種障害者クラブ (Club of People with Cross-Disabilities) の設立のために障害者のグループや組織と協力。
 − 2001年4月18日の全国障害者の日を祝うために、ハノイで行われる全国的な障害者交流セミナーの提案書の作成。 主催者はハノイ障害者・孤児支援協会、ホー・チミン市 障害者・孤児支援協会(HCMC Society of Support for HCMC Disabled and Orphans)、Bright Future、青年障害者協会 (Association of Disabled Youth) の予定。
 − 障害者のためにバリアー・フリーの環境を作り全国障害者の日とキャンペーン2001のために準備をするために、若干の公共の建物の改善と道路の段差の解消を提案をする目的で政府省庁と国際組織との共同での作業。
 − 意識の向上、雇用機会の創造、地域社会の活動と障害に関する事業への障害者の参加の奨励の目的で、政府の政策と障害者のリハビリテーションの普及に関するいくつかのワークショップを開催するためハノイ障害者・孤児支援協会と労働・障害者・社会問題局(DOLISA )との協力。
 − 障害者の間で認識を向上させ、ボランティア(学生、生徒 、同僚、友人や障害者の親類)の参加を促進するために障害者の地域社会訪問を実施。
 − 女性障害者の問題を分かち合うために女性障害者のネットワークを設立。
 −障害問題に関する提案をするために新聞や雑誌への投稿。
 − 障害者のために小旅行の実施。

行事

CRS:12月10日から2001年1月10日まで20人のハノイの最も有名な芸術家によって Quang Tri で子供の犠牲者を支援する芸術展示会があった。
 1月17日に CRSは国会代表者でであるGephardt 、 LaHood 、 Rangel 、 Lantos 、 Lowery 、Holden、Thurman 、 Tanner、Berryと彼らの 配偶者やスタッフを合計2台のバスに詰め込んで、Hoa Binhの我々の USAIDの支援を受けたインクルーシブ教育プログラムに案内した。代表団と我々は、教育省が3つの省からすべての省に我々のプログラムを拡大するために共に働くように依頼したことに言及して、CR 、AIDと教育省の間に大きな協力の可能性があること強調した。 訪問の間に全員が非常に注意深くて、出会った子供たち、教師、管理者、家族とその他の皆に思いやりがあった。 ゲッパート下院議員は子供たちにすてきな話をして、彼らに質問をして、全員から拍手を受けた。
 1月と2月に障害児を教えている教師のための訓練コースを行った。 視覚や学習の障害など、異なったタイプの問題を持つ子供たちを教えるために技能を提供する。

VVAF :Kerry Fisherと Minh Thuyは、2000年11月21日ー12月1日にセブ市で、Swiss contact - Philippinesと共同でManagement for Development Foundation - South Asiaが開催した訓練コースに派遣された。 フィリピン 、インド、インドネシア、バングラデシュ 、スリランカ、ベトナムの政府と NGOの双方から19の参加者が出席した。


2001年3月



プログラムニュース

PSBI :2001年3月に PSBI の計画された活動:
 −普通校にいる難聴児の診断。
 − 聴覚障害児のは発見に関する教師の訓練。
 − ベトナム手話の本とテープの第2部を制作するため2001年2月に開催されたベトナム手話ワークショップで集められた314の新しいサインの編集。
 − 行事:第2学校回対抗聾者スポーツ競技会 は2001年3月31日に HCMC で開催される。
 − 聴覚障害や補聴器などについての情報が見つかる本「今すぐ聞く」の配付。本は無料で提供される。
 連絡先:Mrs. Thu Ha - Project Coordinator.
     電話番号:856ー1542、電子メール: psbi@fpt.vn

ODTA :3月に、 ODTA といくつかの障害者グループ(Bright Future, Hanoi Association of the Blind and the Culture and Sports Club of PWD of Hanoi) はハノイ中心部で公共の建物や場所のアクセスに関する1カ月間の調査を行なう。 調査は2001年3月の第1土曜日に始まり、毎土曜日に引き続き行われ、市役所とと建築当局に対して必要な場所での段差の解消とスロープ設置の提案が最後に行われる。

CBMI ( Christoffel Blindenmission International):地域眼科治療
 国立眼科研究所 (National Institute of Ophthalmology) の指揮の下に働くHanoi、Nghe An、Thai Binh、Hue 省からの4人の眼科医が、University College of LondonのInternational Centre for Eye Careで地域眼科治療での学位コース(3カ月のコース)に出席するために CBM ・インターナショナルの支援を受けた。 彼らは2001年3月末にベトナム に戻る。

臨床眼科治療と弱視教育の訓練:弱視と盲の CBMI アドバイザー Ms. Karin van Dijkは弱視での臨床眼科スタッフのための訓練コースを行うために3月18日から4月7日にハイフォンに滞在する。 Karin はその時国立眼科研究所とハノイ盲学校のスタッフと一緒に弱視者教育に関する長期訓練コースを開催する。 以前にKarin によって訓練されたスタッフが共同トレーナーになる。
 Karin は追加の訓練コースのファシリテーターとして8月に再び戻ってくる。

今後の行事

HVO :HVOが後援する小児リハビリテーションに関する1週間の短期コースが、3月5 − 9日にハノイの国立小児研究所 (National Institute of Pediatric, NIP) で開催される。 テンプル大学のCollege of Allied Health Professionsからボランティアのチームが来る。 小児リハビリテーションと作業療法の概念がNIPのリハビリテーション科(Rehabilitation Department) の学部に教えられる。 チームメンバーは、Jill Derstine(PhD、公認看護婦)、Margaret(PhD、公認看護婦)、Moya Kinnealey (Ph.D、作業療法士)、Kim Nixon-Cave(MS、理学療法士)である。

障害フォーラムの次回ワークショップはDa Latで開きたい。 主催者はは PSBI、CRS Radda Barnenの予定である。 MOET は共同議長となる。 政府参加者と自助グループのためのホテル宿泊費と旅費、印刷、会議室、食事とコーヒーは HVOが支払う。 他のNGOs は自分で旅費を支払う。 暫定的日付は2001年4月1213日である。 ワークショップのトピックは「障害を持っている子供たちのためのインクルーシブ教育」の予定。

障害者グループ
 − 明るい未来(Bright Future)
 − ホーチミン市障害者青年協会 (Association of Disabled Youth of HCMC)
 − ハノイ盲人協会 (Association of the Blind)
 − ハノイ障害者文化とスポーツクラブ (Culture and Sports Club for PWD of Hanoi)
 − ハノイ青年盲人リハビリテーション・センター (Rehabilitation Center for the Young Blind of Hanoi)
とハノイ障害者・孤児支援協会(Hanoi Society of Support for the Disabled and Orphans)、ホーチミン市障害者・孤児支援協会は2001年4月17-18日にハノイとホーチミン市の障害者の交換プログラムを開催し、4月18日にベトナム障害者の国家の日 (National Day of Vietnamese Disabled Persons) を祝い、2つの都市の障害者が会合して、そしてお互いから学ぶチャンスを作る。構想が実現するために、障害フォーラムのNGOは支援を行うだろうと思われる。

ベトナム障害者・孤児支援協会(Vietnam Society of Support for the Disabled and Orphans)によって、音楽、ダンス、喜劇などのバラエティーショーが2001年3月10日19:30にスプリング・クラブ (Cau lac bo Mua Xuan (Mua Xuan) )で開かれる。 ショーの目的は地域社会に住んでいる障害者と孤児、特に2000年の洪水地帯にいる人々への資金を得ることである。 VND 50,000のチケットは、協会事務所(No. 2 Ngo Thi Nham St.、tel:826 3026)で売られる。

WVI :ワールド・ビジョン・インターナショナル)から電子メールアドレス (Vietnam@wvi.org)は破棄されたとの通知を受け取った。 新しい電子メールは Khong_Huong_Lan@wvi.org あるいは Tran_Thu_Huyen@wvi.org に送られねばならない

情報の要請

POWER:POWERが18-23歳で、少なくとも12学年を終了し、VIETCOT の学校で3年間の義肢プログラムに出席し、卒業後はKien An Orthopedic and Rehabilitation Centerで働ける(ひざの下の)切断者を探している。 機械と木工の技能は助けになるであろう。


2001年5月

プログラムニュース

PSBI
:5月の我々の活動
 Bac Ninh、Phu Tho、Thai Nguyen、Dong Nai、Dong Thap、Long AnとCu Chiの14郡で障害児の検査を実施。
 耳鼻科医によるLong AnとPhu Thoでの耳の病気と聴力検査を実行。
 ハノイのろうの成人から新しいサインの収集のための手話ワークショップ。
 Vung Tauの障害児統合教育フォーラムに出席するためにろうの成人を派遣。
 Dong ThapのPOET、CPCC、女性協会等からのろうの子供、親、教師とその他の参加者のために一日学級の開催。

行事

 HVO 、VHAH / ODTA 、VVAFとワールドビジョンが後援する、ハノイとホーチミン市の障害者交換プログラムは2001年4月17ー18日に盛大に開催された。。 障害が様々な障害を持つ人たちの会議に出席し、発表をし、手話通訳が提供されたのは初めてのことであった。
 労働障害社会問題省のNghiem Xuan Tue氏とXuanとOn Tuan Bao 氏は招かれた会議で、今年ベトナムで開催されるCampaign 2001とBao氏が委員長を務める全国障害調整委員会 (National Coordinating Committee of Disability、NCCD )の設立を発表した。 障害者が興味を持つ問題、特に雇用への答えを見いだそうとして、多くの質問が委員会に浴びせられた。
 2都市の障害者がによる音楽ショーの上演と、4月18日午前のHo Chi Minh Mausoleum、国立博物館Van Mieu Quoc Tu Giam への訪問で終了した。

 障害フォーラムのワークショップ「障害児のインクルーシブ教育」はCRS、PSBI、Radda Barnenと教育訓練省が議長を務め HVOが後援して、2001年5月3、4にVung Tauで開催された トピックに興味を持っていた障害フォーラムのすべての NGO、障害者団体と政府省庁のトップと担当官が、インクルーシブ教育の問題点の解決策、方法、モデルを見いだすために論議するよう招かれた。 参加者はスピーチを聞いて、鍵となる人々やインクルーシブ学級のために働いてきた教師の経験を学んだ。 人々が興味を持っていた質問は、教師がいかにインクルーシブ学級、特に聴覚障害児がいる学級を運営しているかであった。

Hoi Anの進歩 (Tien Bo):障害者の手工芸店の開設
 2001年4月9日に、Hoi AnのNguyen Thai Hoc通り103番地の観光センターで、進歩(Tien Bo)グループがReachin out という名前の障害者の手工芸店を開き、社会への障害者の統合へのさらなる一歩となっている。 力を合わせて資本投資と製造、店の運営を行った最初の8人のスタッフは障害を持っている。
 店の目的はビジネスを成功させ、障害者へのサービスの提供をとおして、地元の障害者のために一歩一歩好ましい統合的環境を作ることである。 店は障害者が雇用、収入創出、無料職業訓練と仕事の改善、マーケティングと重度障害をもつ人々あるいははるか遠くに生きる障害住む者が作った手工芸を売ろうとする店への援助を行う。
 Reaching Outは手工芸を作る障害者または障害者のの生産ユニットと購入契約または委託販売のために協力するか、あるいは開発協力と技能学習のために働く準備ができている。 我々は、自己紹介、製品のマーケティングのためのカウンターパートへの支援、インターネットでの注文取り、販売を発展のためにホームページを立ち上げた。
 Hoi Anの障害者は、マーケットのニーズにそったReaching Outが提供する障害者に良い生活、自立生活をもたらすことができる職業訓練と雇用のためのさらに多くの機会とオリエンテーションとなること希望して、この手工芸店を設立した。
 Reaching Outへの関心と支援を常に大いに感謝し、Hoi AnのNguyen Thai Hoc 103でいつもお出でをお待ちしています。
     電話:(0510)910168 / (0510)862460
     E-Mail : Reachingout@f2s.com


2001年9月

プログラムニュース

PSBI :2001年9月の主な活動
 1聴覚障害者のためのベトナム語手話収集のワークショップの日時はまだ決まっていない。 ベトナム語手話に関連する皆様のプログラムに協力したい。 関心がある方は、プロジェクトマネージャーNguyen Thi Thu Ha女史と連絡を取ってほしい。
 2第2回北部ろう者スポーツは29、30日 Hai Phong (Hai Phong) に開催され、北部のろう者クラブ全てが参加する。 変更があれば、連絡する。
 3Cu Chiでの聴覚、知的、身体障害児と弱視の子供のインクルーシブ教育に関する教師の研修。
 4Phu Tho と Dong Thap省で耳鼻科の問題に関する調査を完了し、この活動は今月はThai NguyenとDong Naiで行われる。

VVMF (ベトナム退役軍人記念基金): ベトナム中央部で地雷と不発弾によってひき起こされた問題への包括的、統合的マネージメントアプローチを発展させることを目的としたプロジェクトは、8月8日水曜日に Quang Tri省で正式に開始された。 ワシントン D.C.に本拠地を置くVVMFが資金を供給した16カ月間の事業である、プロジェクトRENEWの調整事務所開所の式典があった。プロジェクトRENEW には犠牲者援助部門がある。 プロジェクトRENEW(教育とベトナム戦争の影響の中和を通してのベトナム人に対する土地使用の復活)は、7月5日に公式に副首相Nguyen Manh Camによって承認され、赤十字社 、児童保護・ケア委員会(Committee for the Protection and Care of Children)、保健省 (Ministry of Health) 、あるいは他の政府機関のような既存の社会サービス機関への支援を拡大することによって、地雷犠牲者とその家族に援助を提供する。 プロジェクトは戦争中に激しい戦いがあった地帯であるQuang Tri TownとDong Ha Townの中間、Trieu Phong 郡を中心に行われる。その場所は、鉱山、爆弾、砲弾、迫撃砲、手りゅう弾、クラスター爆弾と、定期的に罪がない人々に障害を負わせそして殺す大砲によってひどく汚染されている。 プロジェクトは地雷犠牲者とその他の障害者に支持サービスと、緊急医療、リハビリテーション、職業訓練と所得創出のための資金の提供が期待されている。

行事

 HVOの支援のおかげで、ハノイろう者クラブ (Hanoi Deaf Club) とタイ・グエンろう者クラブ (Thai Nguyen Deaf Club) が出合い、話をし、情報を共有するチャンスをえた。 彼らは一緒に本当に楽しい時間をすごした。

 8月15-17日にホー・チミン市でリーダーシップトレーニングに出席するためにハノイとホーチミンのろう者クラブから3人の成人ろう者を派遣できて非常にうれしかった。 これは、ろうの参加者が全国レベルの障害者社会に公式に参加できた最初の時である。

 8月27日から9月3日のベトナム 協同組合(Union of Vietnam Cooperatives)展示会に、Binh Dinh省障害者職業訓練センター のブースが設けられている。 展示された製品は Binh Dinhの障害者が作った手工芸である。

地域のニュース

 アジア太平洋の障害者インターナショナル(DPI) は、1999-2003の「アジア太平洋ブロックでの障害者自助団体支援」と名前を付けられた5年のプロジェクト( SSOD プロジェクト)の提案に対する主要な後援者である日本の日本財団 (Nippon Foundation of Japan) の大いなる援助で、地域での多くの事業を率先して行ってきた。SSODプロジェクトは同じく、DPIアジア太平洋ブロックをそのブロック開発事務所を通して、地域で国連機関や他の国際的NGOとのより親密な仕事関係を作り出すことを可能にした。 それはバヌアツ、ベトナム、ミャンマー や南大平洋の他の島の国々でのような設立が予定されている自助組織の設立と強化のための後方支援を行った。 指導力訓練セミナーは、最終的にDPIアジア大平洋のメンバーとなる国内団体設立につなげるためにこれらの国で連続して開催される。

障害者の運動選手が方法を教える(ベトナム・ニュース2001年8月29日水曜日)
ホーチミン市 − ベトナム障害者スポーツ競合会が、7種目で競争する17チームからの143人の運動選手を迎えて昨日ここで開催された。今年の競技会には、ホーチミン市、ハノイ、Thua Thien - Hue、Can Tho、Hai PhongとDong Naiからの多数と国中の学校とクラブからの身体障害の運動選手が集まった。初日には、バスケットボール、卓球、水泳、テニスとバドミントン −の5種目が行われ、射撃と陸上競技は今日予定されている。2日間の競技会はマレーシアで来月開催されるのPara - SEA Gamesに先駆けたリハーサルの役を担う。ベトナム障害者のスポーツ協会 (Vietnam Sports Association for the Disabled) とホーチミン市スポーツ陸上競技課は競技会を共催し、身体障害者に自分たちが陸上競技ができることを再保障することを目的とする。

Can Thoの障害者のShelter of Warmth(Nguyen Thi Thanh Hue記)
 Can Thoの障害者クラブのは熱意をもって、自分たちの仲間と地域社会への愛によって、他の人たちと一緒にいる際の「個々人の不便さ」を克服すべきことを確信したので、団体は衰退しなかった。そのため、彼らは自分たちの活動の中でシンガポールのNGOとホーチミン市青年協力会(Youth Cooperation)からの奨学金で貧しい優秀な学生や児童を援助してきた。Can Tho障害者クラブ会長であるMs. Bui Thi Hong Ngaの私的な教室として91/34, April 30th Road, Hung Loi, Can Thoに作られた小さい粗末な小屋で、以下の人たちが出席して2001年7月5日午前に式典が行われた。
 1.Mr. Luu Van Loc、ホーチミン市の貿易・サービス青年協力会マネージャー
 2.Mr. Vu Trong Thuc 、マネージャー代理
 3.Mr. Tran Ngoc Sach 、Hung Loi郡人民委員会副会長
 4.Ms. Bui Xuan Lan 、Hung Loi郡母子ケア主任
と障害者のクラブの全メンバーと奨学金を授与される7人の学生と29人の児童の親。 学生の5人が障害者であり、2人が貧困であった。 荘厳な愛の雰囲気の中、350,000ドンの小額の奨学金は各大学生、300,000ドンが各高校生、250,000ドンが各中学生、150,000ドンが各小学生に授与された。 Ms. Bui Thi Hong Nga 女史が歩行障害があるPhan Thi Be Chinに、ホーチミン市青年障害者協会 (Association of Disabled Youth) の友人からの贈り物である真新しい三輪車を与えた時驚くべきことが起きた。 Be Chin の苦難に満ちた生活を気の毒に思うNgaから三輪車をもらい、彼女は生計を維持するためにそれを使うことができた。 聴衆が心を動かされる前に、Be Chiは目に涙を浮かべてそれを受け取った。 仲間同士の分かち合いはそれを目撃した人々の琴線に触れ、彼らは自分たちの能力と権威の範囲で助けることを約束した。 Mr. Tran Ngoc Sachは必要ならいつでもクラブに会議場を使わせると述べたので、彼らは活動を広げることができる。式典は愛と分かち合いの暖かさをもって終わり、障害者に孤独ではないとの喜びと確信を与えた。彼らの生活は「障害者の10年」の主題である。

スタッフと住所に関する通知

WCI:WCIはオフィスを以下に移転した。
 521 Kim Ma
 Tel: 7716231; 7718083
 Fax: 7718084
 E-Mail : worconvn@fpt.vn

VVAF :2001年9月1日からVVAF が新しい場所に引っ越すことをお知らせします。
 アメリカベトナム戦争退役軍人会財団 (Vietnam Veterans of America Foundation )
 住所:15 Dang Dung Str., Hanoi, Vietnam
 Tel :73-9444
 E-mail: vvaf@netnam.vn

情報の要請

HDC (ハノイろう者クラブ):HDC の聴覚障害者は、ろう者のためのオートバイと電気・電子修理の訓練コースについての情報を求めている。 我々は特にろう者の雇用機会も求めている。クラブメンバーはろう者のために学科を教えるボランティア教師を欲しがっている。


2001年10月

プログラムニュース

障害フォーラム:今月、障害フォーラムのプログラム委員会会議の中心議題は、誕生した障害グループから専門家代表者と並んで会議に出席するもっと多くの代表者を呼び寄せる必要性であった。障害フォーラムの使命と機構の見直しは適切であり、この論議が次のミーティングの議題となるべきであることも決定された。このようなミーティングは VVAF の新しいオフィスで開催される。 我々は約35人の参加者を予想し、講師には国家障害調整評議会のDr. BaoやCBRの話をするAIFOのLorenzo Pierdomenicoもいる。

PSBI :10月の我々の活動:
 1.11月と12月に行われる外部プロジェクト評価のために準備に力を注ぐ。
 2.聴覚と耳の病気に関する調査は今月の終わりに完了する予定である。
 3.ろう者のインクルーシブ教育に関する教師研修はCu Chi郡で10月5−12日に開催される。

ADY (青年障害者の会):電動三輪車によるベトナム横断
 12月3日の国際障害者の日と、ハノイで2001年12月10ー15日にベトナムが主催する「障害者の地域への統合の推進」と題した第9回アジア大平洋障害者の十年キャンペーと、かつ若者の障害者に国の面白い場所を見させ、町と省をめぐって互いを知り、社会に統合される機会を持たせることを目的に、ホーチミン市ADYは2001年12月1ー15日に電動三輪車で希望を抱いてベトナム横断を実施する。40人の障害者と10人のボランティアが参加する。参加者は三輪車でホーチミン市からハノイ (Hanoi) まで行き電車でホーチミン市に戻ってくる。 予算は総額VND150,000,000のと提案されている。 ADY はその長い旅行の実施にに成功するよう、政府や民間の機関と個人から資金援助を募っている。 支援組織の名前とマークは路上をいく旗の上に印刷されている。
 連絡先:Association of Disabled Youth of HCMC
     33 Nguyen Thi Minh Khai, District 1
     Ho Chi Minh City
     電話: 08-8239280 E-Mail : dya-hcmc@hcm.vnn.vn

HDC :聴覚障害者のオートバイサービスのクラスのために資金集めを続けている。

行事

VVAF :MOH と共同してVVAFは、ベトナムの障害者が直面している課題に効率的に対応する際の主たる問題を調べるために、9月25、26日2日間ののワークショップを支援した。 自助グループと多くの種々の省が出席した。 参加者、特に障害者の参加者は非常に良い論議をし、最後に政府に対して障害問題の政策と実行に関する勧告を作成した。タイでの資金提供者の広範な連合体の前で地域でのこれらの課題を発表するために、この会議から代表が選ばれる。
 新規に採用した資金調達担当者の母親が骨がんのため入院し、彼女がハノイに来られなくなったという、悪いニュースを数週間前に受け取った。
 ラオスのCOPE (福祉機器支援コンソーシアム)との連携をすすめるMike Boddingtonの訪問を受けた。
 VVAF は10月11日に次回障害フォーラムの定期会議を主催する。 カレンダーに記しておいてください。NCCDやAIFO とキャンペーン2001の代表者と一緒に重要な貢献と障害フォーラム発展に関するに事前の話し合いを行いながら、充実したプログラムになるようにしたい。

AIFO とCBM: AIFOとCBM は、2001年10月15-16日にハノイホテル で MOH国際協力課が開催するアジアのリハビリテーションとCBRに関するワークショップを後援する。 地域の10カ国、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア 、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイとベトナムが参加する。 若干の国際NGOがオブザーバーとしてとして招待される。

ADY :障害者の応用美術の店
 ADY は135 Hai Ba Trung St, District 1, Ho Chi Minh Cityで応用美術の店(Applied Art Shop)を開店したばかりである。 若い障害者の人々がここで名刺、結婚式カード、レターヘッド、封筒のデザイン、印刷が行える。価格は− A4サイズのレターヘッド: D 75,000 / gr − 名刺: 箱当たりD 15,000 (普通の白紙) − 封筒:D30,000 / 100枚単位− 結婚式カード:1
セット当たりD1,500 − 2,200 (用紙の型による)
 連絡先:135 Hai Ba Trung, District 1
      Ho Chi Minh City
      電話: 08 - 823 9280E-Mail : dya-hcmc@hcm.vnn.vn

障害者青年協会 (Association of Disabled Youth) の会長のMr. Huynh Cong Sonを初めとする5人とハノイからやってきたBright Future副会長のMr. Nguyen Hoang Duongは、2001年9月8日に、9月9日のカンソー障害者クラブ (Club of Disabled People of Can Tho) の定期会議に出席するために、ホーチミン市からカンソー町まで電動三輪車の旅行に出発した。 それは長距離の面白い旅行であり、彼らはカンソーの障害者の暖かな歓迎を受けた。 6人の友人たちの出席によって、2001年8月にホーチミン市で開催されたベトナム障害者指導力訓練セミナーの内容を広めることを目指した会議の成功を伝えることができた 会議を終え、途中の豪雨にもかかわらず、皆が安全にその夜遅くホーチミン市に戻った。
 2001年9月9日のその日には、移動の問題をかかえていたにもかかわらず、省の遠隔地に住んでいた人たちを含めクラブの30人のメンバーが出席していた。 彼らはカンソーの労働・障害・社会問題局 (DOLISA) の代表者の出席を持っていた。 クラブ会長のMs. Bui Thi Hong NgaやADY からのMr. Huynh Cong Sonや他の人々が指導力訓練のすべての内容を話した。 福祉団体からの代表者も出席していた。 Mr. Nguyen Hoang Duongは障害者運動の活動での経験を語った。

HDC :2001年9月29-30日にハノイで開催される聴覚障害者のスポーツ大会に出席者として20人の聴覚障害者を送った。

PSBI :84人の聾の運動選手、18人の教師、15人のコーチが、9月30日にハノイ・アムステルダム学校 (Hanoi - Amsterdam school) で開催された北部聾者スポーツフェスティバルに参加した。 聾者全員が、フットボール、卓球、バドミントン、陸上競技、チェスと将棋の6つのゲームで自分たちの能力とスポーツ精神を証明した。 24のメダルが運動選手に与えられ、フットボール4チームが金、銀、銅のメダルを得た。
 聾者の手話収集ワークショップは成功裏に終了した。 201の新しい手話が集められ、記録された。 最初の収集手話の本は再検討され、編集で28の手話が変更された。 我々の計画では、この本は2001年10月末までに出版される。 この版がベトナム中の聾者に使われることを希望する。

記事

 これはサービス専門職団体の東部メノー派ミッションサービス (Eastern Mennonite Mission Service)からの弱視であるGrace Mishlerのメッセージである。

 私は今晩多くの「ベトナム障害者のための全国指導力訓練セミナー」の成果についての電子メールを受け取って深く感動している。 Dr. Baoがベトナム障害者団体が出した勧告をフォローアップすることを称賛する。私はベトナムで生活する障害者として丁重な招待を受けて、NCCD の一部に含まれ、認められ、受け入れられることを感謝している。 地元のHCMCの障害者は、HCMCの地域社会全般への文化的、視覚的に適合し、統合するように私を助けてくれる大きいリソースになった。 このような「自助」タイプの支援を感謝している。
 障害者間の交流を通して、私は地域に根ざしたリハビリテーションサービス (Community Based Rehabilitation Services) の本質とこれが地元の地域社会から集団的支援を引き出す方法を学んだ。 これまでの数カ月にベトナムの障害者と非障害者が普通クラスに障害児を統合しようとする時、彼らと一緒に旅行するよう招いてくれたことに対しても感謝している。
 私が地域に根ざした資源助手 (Community Based Resource Assistant) になるよう招かれると、ベトナム語は不自由で、状況の文化的理解は充分でないので、訪問地の健常者のいるCBR 地域社会になにが提供できるのかとしばしば考えてしまう。しかし、多分、ソーシャルワークの技能をもつ障害者としてやって来て、障害者、学童、親、教師や地域社会の人々の横に立つことを依頼されたという単なる事柄は、教育制度を統合化するために苦闘している学生、親、あるいは教師に希望を与えるのに十分である。もし「視覚障害と戦う」障害者として私がいることが、1人の障害者の学生、彼や彼女の家族、あるいは教師が障害の障壁を克服する際にある種の希望を与えるというなら、我々障害者と非障害者は全世界の我々の共同体を強化するために多くのことを達成してきた。  我々一人ひとりは学んだ多くの教訓と話すべき物語をもってセミナーを後にしたと確信する。 私が伝えたい有意義な教訓は、
1年前にベトナムに来る前に、私は障害者の国際組織をしらず、どちらかと言うと主には国際的盲人団体というそれぞれの障害種別の国際団体についてもっと知識があった。ベトナムの障害者と非障害者とつきあって、私はアジア太平洋地域の国際的障害者組織 について教育された。 私はもはや非障害者と障害者という両方の世界にまたがっていないことを喜んでいる。 私が非障害者ではないので、非障害者であることは絶対的に疲れる。この教訓を最も有意義にしているものは、私だけではなく他の人たちをもエンパワーする彼らの相互の自助で資源を提供するベトナムの障害者の共同体での個人的経験である。 ベトナムの障害者からこのような教訓を学んで大きな打撃をうけた。 私は最終的に威厳をもって自分の「白杖」を要求できるが、自立して生きる能力を害する白杖のスティグマを許せない。 アメリカでの正真正銘の友人たちは、私がここベトナムで本当に忠実に白杖を使っていることを知って喜んでいる。
 不馴れな環境で選択肢がなかったとはいえ、私は本当に白杖がもっと自立して生きる助けとなり、もっと多くの場所に行く勇気をくれているとわかっている。杖の使用に抵抗していたり、つえを使ったならさらに自立して生きるであろう人たちにこのうれしい発見を伝えることができる!私は、”Xin cam on, cac ban cua toi”と言いたい。    敬具、
                  Grace Mishler 、 MSW

求人

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